ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

ネック厚み調整

2008年12月23日 | ネック関連
ネックの厚み調整のため、クラシックギターをお預かりしています。
まずは塗装剥離。ポリウレタンのため、結構時間がかかりました。



他のお手持ちのギターをお持ち頂いてネックの厚さを測定し、それに合わせてネックを削り、厚みを調整します。



塗装に入る前にセットアップをし、本日ご本人にお越し頂いて、厚みを含めたネックの形状を確認して頂きました。若干の修正をして、GOサインを頂きましたので、これから塗装に入ります。



ネックの厚みや形状は、「弾き易さ」という観点からは一番重要なポイントですが、万人に好まれる厚み・形というのはありません。千差万別、本当にパーソナルな要素なので、演奏性の向上をシビアに考えた場合、このようなネック厚み調整のカスタマイズは、多少値が張っても行う価値は十分にあると思います。

お問い合わせ ABE GUITARS

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