端材を使って、テスト塗装をやっています
#16の時に失敗し3度もやり直しをしてしまったので、同じ過ちを犯したくない!という一心でやっています。改めて勉強しました。
日本語で読める、それなりの解説がなされている本は、私の知っている限りでは、とりあえず2冊、しかも、個人レベルから大規模な工場レベルまでを網羅して、幅広く概説している本なので、本当に知りたいところは詳しく書かれていません。
なので、読むのは専ら英語の本です。特に"GUITAR FINISHING STEP-BY-STEP"は、ギターに特化しているので、詳しく解説されています(当たり前、ですけど)。
以前も読んでわかっていたつもりだったのに、誤解しているところもあって、前回の失敗の理由も自ずからわかり、己の不勉強を嘆きました(とはいえ、「本を読む」という意味で不勉強だったからこそ、失敗することにより、本には書いていないことを学ぶことができたわけで、そこには逆説的な構造が存在します)。
塗装というのは、単純に塗料を塗布する、ということではありません。特に今回はテストなので、材料・目止めの種類・着色の有無・ツヤ消しかツヤ出しか…そのバリエーションと工程を考えるだけで数時間を要しました。更に、工程通りにやればいいというものではなく、やっている途中でも「何回塗布すべきなのか」「適切なインターバルの時間はどうなのか」「どこでペーパーを挟むべきなのか」「挟むとしたら、しっかり当てるべきなのか、軽くやる方がいいのか」etc...試行錯誤の連続で、考えている時間の方が圧倒的に多いくらいです。考え出すと、考え得る全てのバリエーションをテストすることは、絶対に、とは言わないまでも、一生塗装で生きていくのならともかく、与えられた時間内で試すことは不可能、ということに気づき、適度なところでの妥協を余儀無くされます。しかしそれでも、相当緻密に計画しないと、良い結果は生まれません。製作全般に言える事ですが、特に塗装は、その費やした時間と、結果の満足度が単純な比例関係には無いことが、嘆かわしいところなのです。
お問い合わせ ABE GUITARS
#16の時に失敗し3度もやり直しをしてしまったので、同じ過ちを犯したくない!という一心でやっています。改めて勉強しました。
日本語で読める、それなりの解説がなされている本は、私の知っている限りでは、とりあえず2冊、しかも、個人レベルから大規模な工場レベルまでを網羅して、幅広く概説している本なので、本当に知りたいところは詳しく書かれていません。
なので、読むのは専ら英語の本です。特に"GUITAR FINISHING STEP-BY-STEP"は、ギターに特化しているので、詳しく解説されています(当たり前、ですけど)。
以前も読んでわかっていたつもりだったのに、誤解しているところもあって、前回の失敗の理由も自ずからわかり、己の不勉強を嘆きました(とはいえ、「本を読む」という意味で不勉強だったからこそ、失敗することにより、本には書いていないことを学ぶことができたわけで、そこには逆説的な構造が存在します)。
塗装というのは、単純に塗料を塗布する、ということではありません。特に今回はテストなので、材料・目止めの種類・着色の有無・ツヤ消しかツヤ出しか…そのバリエーションと工程を考えるだけで数時間を要しました。更に、工程通りにやればいいというものではなく、やっている途中でも「何回塗布すべきなのか」「適切なインターバルの時間はどうなのか」「どこでペーパーを挟むべきなのか」「挟むとしたら、しっかり当てるべきなのか、軽くやる方がいいのか」etc...試行錯誤の連続で、考えている時間の方が圧倒的に多いくらいです。考え出すと、考え得る全てのバリエーションをテストすることは、絶対に、とは言わないまでも、一生塗装で生きていくのならともかく、与えられた時間内で試すことは不可能、ということに気づき、適度なところでの妥協を余儀無くされます。しかしそれでも、相当緻密に計画しないと、良い結果は生まれません。製作全般に言える事ですが、特に塗装は、その費やした時間と、結果の満足度が単純な比例関係には無いことが、嘆かわしいところなのです。
お問い合わせ ABE GUITARS