ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

HEADWAY HD-115 ナット調整・サドル調整+作成

2010年05月18日 | ナット・サドル作成・調整
ヘッドウェイHD-115をお預かりしました。
 

ナット溝が浅いので、深く切り込みます


高さ調整し


マイクロメッシュで磨きます
 

弦がナットに埋もれすぎない高さにします


サドルの底は若干湾曲していたので平面を出します。元々の弦高は6弦側2.6ミリ1弦側1.8ミリでしたが、ナット調整とサドル調整の結果、2.2ミリ-1.6ミリになりました。


若干低めになったので、新規に高めのサドルも作成することになりました


こちらはオクターブ調整有りです。オリジナルの方はオクターブ調整無し。施すと弦高が低くなってしまうためです。


お問い合わせ | ABE GUITARS

オーダーやフレット楽器全般のリペア、ご来店予約等、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。返信にお時間をいただく場合もございます。数日...

ABE GUITARS

 
 

ABE GUITARS

山形県山形市にてフレット楽器の制作、修理、カスタマイズをうけたまわっております。

ABE GUITARS

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1980 Martin D-28 ピックアップ取付・サドル作成→完了

2010年05月17日 | アコギPU取付
ブリッジプレートの補修は無事完了


ピン穴を開け、リーマー加工・溝加工をします
  

ピックアップ取り付けのため、エンドピンを取り外して


エンドピンジャック用に穴を拡げます
 

サドル溝にトランスデューサー用の引き込み穴を開けます


取り付けるピックアップはLR BAGGSのelement、ケーブル類をタイでまとめて


取り付けます
  

サドルも新規作成し、バランス調整をして完了。オクターブ調整を試みましたが、サドルのピークは結局全弦ピン寄りでした。


お問い合わせ | ABE GUITARS

オーダーやフレット楽器全般のリペア、ご来店予約等、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。返信にお時間をいただく場合もございます。数日...

ABE GUITARS

 
 

ABE GUITARS

山形県山形市にてフレット楽器の制作、修理、カスタマイズをうけたまわっております。

ABE GUITARS

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2004 Martin D-28 サドル作成→完了

2010年05月16日 | ナット・サドル作成・調整
樹脂製のサドルを


牛骨サドルに交換します


ヤスリやブロックを使って成形していきますが


特にエッジの丸みの処理はそれなりに苦労します


できうる限りのオクターブ調整を施して完了です


お問い合わせ | ABE GUITARS

オーダーやフレット楽器全般のリペア、ご来店予約等、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。返信にお時間をいただく場合もございます。数日...

ABE GUITARS

 
 

ABE GUITARS

山形県山形市にてフレット楽器の制作、修理、カスタマイズをうけたまわっております。

ABE GUITARS

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナット作成シリーズ!2004 Martin D-28篇

2010年05月14日 | ナット・サドル作成・調整
2004年製のD-28もお預かりしております。ナット・サドルの作成です
 

オリジナルは樹脂製↓


80年製と同じく、ナットとネックの境界部にナイフを入れて取り外します


スロットをクリーニング


牛骨材を切り出し、高さの目安をつけます。溝の深さの目安になるわけです。


オリジナルの6弦の位置は、指板エッジから1/16"(約1.6ミリ)なのですが、弦落ちしてしまうので2.5ミリに変更した上で


各弦の位置を決定


溝を切り込んで


高さ調整し


磨きます


お問い合わせ | ABE GUITARS

オーダーやフレット楽器全般のリペア、ご来店予約等、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。返信にお時間をいただく場合もございます。数日...

ABE GUITARS

 
 

ABE GUITARS

山形県山形市にてフレット楽器の制作、修理、カスタマイズをうけたまわっております。

ABE GUITARS

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナット作成シリーズ!1980 Martin D-28篇

2010年05月13日 | ナット・サドル作成・調整
ヒーター修正後、ナット作成に入ります。

オリジナル↓


ナットを取り付けた後に塗装されているので、ネック部分の塗料が剥れないように境界部分にナイフを入れて、取り外します


スロットをクリーニングし


牛骨材を切り出し


弦の位置をきめ


溝を切り込み


高さ調整し


磨いて完成


前の工程
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナット作成シリーズ!1977 SAKURAI No.10篇

2010年05月12日 | ナット・サドル作成・調整
ナット作成に入ります。これがオリジナル↓


牛骨材を切り出し、高さの目安をつけ


弦の位置を決定


溝を切り込み


高さを調整し


磨きます


前の工程
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナット作成シリーズ!TACOMA JK-50C篇

2010年05月11日 | ナット・サドル作成・調整
タコマJK-50Cをお預かりしました。
 

タスク製のナットに交換されていましたが


オリジナルナットの弦間に準拠して新規作成することになりました


牛骨材を切り出し


弦の位置を決め


溝を切り込み


高さ調整し


磨いて完成です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バック割れ補修シリーズ!Merrill C-28篇

2010年05月10日 | その他リペア
メリルC-28をお預かりしました。
  

これもバックに割れが生じています。すぐに割れが広がる恐れはありませんが、念のため当て木をして補強します


ローズ材を切り出して


接着します。ジャッキで固定し


こうなりました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バック割れ補修シリーズ!Epiphone DR-500MNS篇

2010年05月09日 | その他リペア
エピフォンのDR-500をお預かりしました。
 

バックに割れが生じていますので


マホガニー材で当て木を作成し


ジャッキを使って接着します


こんな感じになりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bourgeois D-150 サドル溝加工・サドル作成

2010年05月08日 | ナット・サドル作成・調整
ボジョアD-150をお預かりしました。
 

弦高は12フレット上で6弦側2.2ミリ、1弦側1.5ミリなのですが、2.8ミリ-2.5ミリの設定を希望ということで、サドルを新規作成します。
12フレット上で6弦側0.6ミリ、1弦側1.0ミリ高くするということは、オリジナルサドルよりも6弦側1.2ミリ1弦側2.0ミリ高いサドルを作ればよい、という理屈になります。しかし、ブリッジ表面からのサドルの高さは1弦側で3.5ミリ、サドル溝の深さは同じく1弦側で3.5ミリです。単純に2ミリ高くすれば、表面からの高さは5.5ミリとなり、弦を張った時に不安定になってしまいます。
ブリッジ表面からの高さは、溝の深さとイコールか、もしくはやや低めが望ましいので、2ミリ高くするのと同じく溝も2ミリ深く加工することになりました。



上が新規、下がオリジナル


↓オリジナルに比べると


新規サドルの高さがわかります


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベトナム製 Dタイプ ナット・サドル調整

2010年05月06日 | ナット・サドル作成・調整
ベトナム製Dタイプをお預かりしました。低い弦高と、音詰まりを解消します。
 

ナットとスロットの間に隙間が生じており、しっかりと接着されていないので


取り外してクリーニングします
 

ナットが低くなるため通常は新規作成ですが、オリジナルを活かす方向で、底部にローズ材を貼り付けてかさ上げします


接着して溝調整


高さ調整し


磨きます


隙間無く接着できました
 

14フレット近辺が盛り上がっており、音詰まりがあるため、部分的にすり合わせ・成形をします
  

サドルも低いため、ローズでかさ上げ


適正な弦高になり、音詰まりも解消されました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YAMAHA FG-140 ネックバフがけ・ピックガード貼付→完了

2010年05月05日 | その他リペア
塗装完了し、マスキングを剥がし、指板エッジに溜まった塗料をナイフで落とします


そしてバフがけしてツヤを出し


ピックガードを貼り付けて


ナット・サドルの微調整をしてようやく完成しました。実質、2回分の修理となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YAMAHA FG-140 ピックガード作成

2010年05月05日 | その他リペア
鼈甲柄の素材でピックガードを新規作成することになりました。


ラフに切り出して


オリジナルをガイドにナイフを入れて


切り抜きました


ヤスリとマイクロメッシュを使って、エッジの面取りをします
 

前の工程
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネックヒーター修正シリーズ!1977 SAKURAI No.10

2010年05月04日 | ネック関連
77年製のサクライNo.10をお預かりしております。
 

クラシックギターの弦高としては、ちょっと高めくらいなのですが、結構なネック反りがあるので、ヒーター修正を施すことになりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネックヒーター修正シリーズ!Ovation Pinnacle 3862

2010年05月04日 | ネック関連
オベーションをお預かりしております。
 

かなりのネック反りがあるので、まずはヒーター修正をし、その後指板修正・フレット打直しと進みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする