ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

Taylor 314-CE-L30 サドル作成・PUバランス調整→完了

2010年12月06日 | ナット・サドル作成・調整
サドルの底は凸状に湾曲しており、そのまま平面を出すと弦高がかなり下がってしまうため、新規作成することになりました


LRバックスのelementが取り付けられていますが


ケーブルのまとめ方が雑だったり、コードステッカーが3つも4つも、それもトップのブレイシング部分に貼り付けてあるものもあったため、ケーブルはタイでまとめ、コードステッカーはサイドに1つのみ、且つできるだけケーブルがボディに触れないようにします。共振や異音の原因となることがあるからです。


サドルを成形し


磨いて完成


サドル底や溝の底面をクリーニングするなどし、バランス調整をして完了。


バランス調整に関しては以前考察しました、ご参考までに。→こちら
方法論としては確立できていると思ってはいるのですが、1本1本異なり、一律に「こうすれば絶対」というものはなく、試行錯誤の連続で、終わると脱力感に襲われます。
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Taylor 314-CE-L30 ナット調整

2010年12月05日 | ナット・サドル作成・調整
テイラー314-CEをお預かりしております


ナットの溝が浅いので、適正な深さに調整します


色付きの樹脂製なので、高さ調整をすると色が落ちてしまうのですが、ご了承を得て削ります。高いままだと摩擦が大きくなってしまうので、機能面を優先させます。


磨いて


完了

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Gibson LG-0 サドル作成→完了

2010年12月04日 | ナット・サドル作成・調整
オリジナルのサドルはかなり緩い状態ですので


牛骨材で新規作成します


できるだけオクターブ調整をし


磨いて完成、修理完了しました。
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Gibson LG-0 ナット作成

2010年12月03日 | ナット・サドル作成・調整
ナットを外し、スロットをクリーニング


牛骨材で作成します


弦の位置を決め


溝を切り込み


高さ調整


磨いて完了です
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Gibson LG-0 ブレイシング剥れ補修

2010年12月02日 | その他リペア
ギブソンLG-0をお預かりしております。


ブレイシングが剥れていますので


接着剤を注入し


ジャッキで固定


一晩置いて、周辺部をクリーニングして完了


写真には撮れませんでしたが、一番下のブレイシングも同じように補修しました。
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