全国大会に参加してきました。今年も予定通り「参加する」だけで終わってしまいました。昨年は本当に緊張して道を間違えたりボールバッグを宅配便で送ったらトラブルがあったりと良い印象はなかったのですが、今年は気持ちも新たに楽しめれば・・・と思っての参加です。二回目なので幾分勝手がわかって気持ちは楽でした。ボールは二日前に宅配便業者に依頼。自分は前日に移動し、ホテルでゆっくりしました。常宿が閉店してしかたなく新しくオープンしたホテルにしたのですが、快適に過ごせて疲れもなく大会へ向かえました。
さて受付を済ませレーン抽選をします。ボールを移動して準備します。今回はBシフトにエントリーしたので幾分か時間が遅く、始まりはAシフト3Gの後、開会式の後なのでゆっくり朝食をとって準備しました。
ボックスに入りボールを置きます。6人での打ち合いなのですがボールラックに沢山並んでいて、「カバーボールを下げて!」と誰かが言います。自分のボールは下に置いたので他の人の物だったのですがちょっと不服そう。その後に事件が待ち受けていました。
このおばさん。年上なので敢えておばさんと呼ばせて頂きますがYさん。体がお相撲さん並みの巨体。これは置いておいても何だかちょっとひと癖ありそうだと嫌な予感。というのもゲームの途中で「何かあったの?」と他のメンバーから声をかけられて「え?何?何かあったんですか?」と私はびっくりしてしまいました。ノーマークだし気にして意地悪するような発言をするほど余裕はないし、というよりもボウリングを長く続けていますが他人に嫌われる行動をしたとクレームがあったり嫌われたりしたことがなかったのでびっくりしていまいました。Yさんは同県のメンバーに苦情というか愚痴を言った様子。そのメンバーからもきつい視線が・・・・。委縮してしまって、とうとうシフト間の休み時間に思い切って「私何か失礼なことをしたのでしょうか?」と話しかけました。すると「もう結構です!」とつれない返事。ものすごく迷惑そう。でも「自分の言動で誰かを知らない間に傷つけていたとすれば恐ろしいことだし自分の中でも原因が分からないし、何もYさんに思っていなかったからものすごく気にしているんです」と云うと、ものすごく言いにくそうにやっと一つだけ原因を行ってくれました。
それは練習ボール中の出来事だそうです。Yさんは私の後の投球順なのですが彼女が帰って来た時に溜息をついたのを私が「溜息をついている人がいる」と云ったとか。その後にも何かあったらしいのですがこれについては最後まで口を割りませんでした。しかし「こんな思いをしてまでボウリングを続けられないと思ってブラインドして帰ろうと思った」というのです。「え?」と絶句していまい、続けて「だったら私これで帰ります!」と云うのです。「それは・・・・止めてください。」とやっと答えると、同じボックスの他のメンバーがやってきて仲裁に入ってくれました。「とりあえずお互い腹には残るだろうけれどこれで(良い)と言っているんだし忘れて後半頑張ろう?」と。
納得はいきません。私の方がブラインドしようかとも思いました。やっとのことで後半の3Gを終えて、宿泊のホテルまで移動。タクシーでもワンメーターだし、知った道なのでとぼとぼ歩きます。歩きながらもYさんの言葉が忘れられません。
今までボウリングに限らず自分の言動で誰かに嫌われるとか無かったし、「帰る」とそこまで思い込ませてしまったほどの事をしてしまったのか。それも自分の知らない間にです。無意識のうちに誰かを傷つけたのだとしたらそれは大変な事です。これはもっとも有ってはならないことですよね。
ホテル脇のコンビニに立ち寄ったら、同県連のメンバーがいて明るく冗談を言ってくれていつもと同じにからかわれたりして・・・・。うれしかった。
ホテルの部屋に入り、荷物を置き。座り込んだら情けなくなって思わず涙がこみ上げて来ました。ツレに電話をして無事に実家に着いたのか確認。翌日センターまで向かえに来てくれるとのこと。
風呂に入っても何だかどんより。食事にしようとコンビニで買った弁当を開けたのですが落ち着かず、残してしまいました。
翌朝化粧をするきにもならず、しかしセンターまでは行かなくてはなりません。やっとのことで起き上がり、チェックアウトして歩きます。朝の空気がすがすがしく、途中の神社でちょっと休憩。
センターに着くと同じボックスで投げていたメンバーがお茶しよう?と誘ってくれました。朝マックでコーヒーを飲みながら昨日のYさんについてちょっと愚痴をこぼしたら彼女も同じように「なんだこいつ」と思う発言をされたとか。
彼女が投げるときYさんは隣のボックスとの間に陣取っていました。隣に仲間がいたのでしょう。その際に「何でいまあがるかな」と言われたとか。
ボウリングの投球にはある程度のルールがあります。ワンレーン牽制とかワンボックス牽制などあります。これは同時投球をしないという大原則を守るためです。団体によっても違いますが左右の様子をみて全員が注意すればそんなにトラブルは起きません。初心者が参加する大会だと空気を読めない場合がありますが、全国大会ですからそんなに牽制にはトラブルは起きないはずです。しかも彼女はブロック大会の優勝者。ボウリング場に勤務しているプロに限りなく近いアマチュア選手です。狭い場所に巨体のYさんが陣取りその一言にむかつきながらも心の中で「うるさい!」と思いながらターキーをマーク!「あれは必死だったわ」と明るく話す彼女。なんだ私だけに向けられている態度じゃないんだ。と思っていたら他の四人も「無視しな!相手にすることないよ!」というのです。
その後のゲームは彼女のみハイタッチなし。雑談もなし。彼女は独り応援団とか隣のボックスの仲間と話すだけで、同じボックスでは完全に無視というかハブられていました。
同じボックスから決勝まで上がり入賞した人もいて大変うれしいです。
もっとメンタルを鍛えないとダメですね。
あ~愚痴ってここまで書いてみて、すっきりしました。
なんでボウリングをさせてくれないかな・・・・・。ブロック大会で出会うはず。でも話はしないでしょうね。
気になるのはYさんが語らなかったもう一つの言葉の内容。何だろう。ブラインドを考えるほどの内容なの?
でもここで暴露します。最後のシリーズでYさんを大きく突き放すゲームが出来たのです。通過ラインから下がったYさん。最後の4Gは130Av。
でもここで暴露します。最後のシリーズでYさんを大きく突き放すゲームが出来たのです。通過ラインから下がったYさん。最後の4Gは130Av。
悪魔的心が芽生えてしまった私。はい。性格悪いです。二日目はしっかり勝たせて頂きました。
仲良くやろうよ。ねえ?
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