墨流小紋が仕立て上がって来たとの事で早速姫とお出掛けです。今日はラフに木綿単衣に半幅帯。姫は銘仙単衣にさくらんぼ柄の半幅帯を姉様結びにしてしっとり、髪型も昔のお嬢様風にして見ました。
早速小紋を充てて見ます。いい出来です。遠目にはグレーの色無地にも見えるのですがシルバーのグラデーションが縦に入って、後ろ姿も粋な感じ。同席していたお客様も感心していました。何故そういう良い反物が自分の前に出されなかったのかとご立腹替わりに青味系の訪問着を注文したのか悩んでいたのか、長居していました。
さて御不浄を借りて出て来ますと姫と店長と担当の店員が広げていたのが辻が花の訪問着。やはり黒系。最近黒か白という両極端な色を着こなしてみようとチャレンジ中。総絞りの作品で嫌味のない柄付けで、価格もリーズナブル。姫がこれなら買っても善いよとお墨付き。どうせ自分の物になるんだしね。はいはい。即決させて貰いました。もう終わり!と言いながらしっかり刺繍半襟をサービスして貰い、また借りが出来てしまいました。でも品物の割に値段が余りにも安いのは気味が悪いですが、待ってたんです!と店長。店に出さずに隠して置いた物だとか。ここでも先のお客様が羨望の眼差し。だってねー歳も違うし着こなしも雰囲気も違うし。最近店長も私の好みを分かってきたようで、危ないですうっかりしてると、散財しそうですが後ろで姫がルンルン
気分でおりますので、二代分だと諦めました。
来年の十三参りに着ていく予定にしました。
家に帰り、参観日に着ていく縞のグラデーション木綿を縫います。綺麗な色合いなので帯選びも楽しんでみたいですね。半襟も秋の装いではんなりいくつもり。でもママ友同士は前後のお茶会の話で盛り上がっています。たまには仕事を離れて平日にまったりしたって良いですよねー