来年は姫の十三参りで、再来年は卒業式があります。どちらの御召し物も準備は万端、近くなったら京洗いに出し綺麗にして着せて上げようと思います。
さてそこでもう一つ問題なのが髪型です。七五三までは長く伸ばして和風に結い上げて貰いました。周りは洋風のまま和服で写真撮影をする人が多く、かなり目立ちました。付き添いのお姑さんと嫁の攻防がおかしかった!あ、これは写真スタジオでの話です。ドレスも着せてアルバムにしました。何着着ても何回髪型を替えようとも写真を選ぶまでは無料ですから

で鬼が笑う話になります。十三参りにも卒業式にも可愛いく髪を結い上げてあげたいのですが、髪飾りが以外と高い。借りたにしても気に入った物があるかは不明だし、時間的な事を考えると自分がやってあげないといけない。で髪飾りも一回しか使わないだろうものにお金もかけていられないし、気に入った物も見当たらないので、そうです!自作する事にしました。縮緬つまみ細工です。ハウツー本を購入してみると案外簡単。リボンフラワーの材料はあるし経験もあるのでコサージュなんかはよく頼まれて作りました。花嫁のブーケとかですね。いい内職だし

卒業式は派手にしないでハイカラさんの様に

最近発売された錦のしあわせというブライダルドレスの本は、着物をリメイクした作品なのですが、旧家位しか打ち掛けを持っている人はいないだろうなと思います。現在はほとんど貸衣装ですものね。でも親の留め袖や江戸詰、成人式の振り袖をリメイクするのは良い発想だと思いました。式が終わったら普通のワンピースにも出来るとか。
姫にも是非作ってあげたいです。
鬼も退散する話になっちゃいました

でも上手に10位だったので商品券も多めに貰えてラッキーでした。前後1ピン差ですから危ないけど、問題は対象者が女王様のお連れだと言うこと。怖かった!凄い目付き。気のせいにして無視しましたが。
次回から我がホームセンターの大会に出るとか。どうぞ!頑張ってくださいませ。案外強者もいるので、きっと愉しく遊んでくれるでしょう。
性格悪!
着物の雑誌や本を読んでいると必ず話題になるのが、帯結びと半襟の付け方。どちらも裏技の紹介や新しいグッズを宣伝しています。以前自分も簡単作り帯に凝った事も有りました。確かに簡単で便利です。でも手持ちの帯全部を加工するつもりはありません。全通丸帯や袋帯はその都度柄の出し方を替えて愉しむ帯だし。半幅帯もそうです。自分が帯を締めるのが好きだと云うのも理由の一つかも知れません。確かに楽ですね。だからいざという時のために一つ二つは簡単帯に加工してあります。腕を怪我したときや肩が上がらないなどの場合は非常に便利です。マジックテープ式だと前で留めて後ろに廻せるのでいいアイデアですね。
最近流行りの長襦袢からセットで全部楽ちん着付け着物は初心者もそうですが業界人には好評なようです。なにしろ忙しいですものね。でも敢えていらないなあと思います。
同じく半襟を付けるのも、面倒だとか難しいと一度も思った事はありません。むしろ楽しい時間なのです。組合せを決めて明日の為に半襟を付ける時はウキウキします。何事も慣れですね。針仕事を苦に思う方は手の届く範囲に針箱がないのでは?と思います。達人は最後の玉留めをせずに糸もリサイクルするとか。確かに!木綿糸も丈夫ですから数回は使えますね。
バッグにソーイングセットを入れていない人も多いでしょうね。私は面倒だと糸巻きに針だけ刺しておきます。後は安全ピンがあれば充分。
何事も嫌だ面倒だと思うとやりたがらないでしょうが、簡単帯から自分で結べるように練習するのも、是非チャレンジして欲しいと思います。
旅行二日目には、軽めの木綿で柄は江戸小紋風の小さなドット柄グレー地に米沢織りの兎柄半幅帯、足袋は自作の兎柄。
で、奥様が日本舞踊の名取だという地元の自己申告名士の方が、最近は足袋は柄物で華やかなのが流行りなのか?と聞いてきたので、今日の足袋は自作ですが、市販品でも刺繍がしてあったり、デコレーションストーンでもっと華やかだし、草履も可愛い鼻緒の物や、踵にデコするのが多いですよと説明すると、奥様は白足袋ばかりだと主張。確かに白半襟・白足袋は基本的でもっともすっきりしていて、悪くない定番だし伝統だと思いますと答えてから、でもお歳もありますしねとさりげなく嫌み
踊りをやる方は白足袋でしか履けないだろうし、でも日常的に楽しむには足袋も色々遊べますよね。半襟もそうです。
セオリーに縛られて、御太鼓が正統派だと思い込むのは、本人はそれでいいけれど周りをとやかく言う必要はないと思うのです。
もっと自由に楽しむ着物にならないものかと、切に願いますね。
頭でっかちおはば様には解らない世界かしら?
もったいない!
グレー地を選ぶと若いから着られる色だねと言う人と、地味すぎだと言う人もいる。まぁ若いと言ってもアラ40だし。おば様方から見れば孫みたいな感じですから、明るい色を着せたいとの気持ちは解ります。しかし60歳を過ぎてもレモンイエローや朱系が似合う人もいますしね。もっと柔軟にコーディネートして欲しいと思います。
80歳を過ぎて振り袖を着る黒柳徹子さんがあっぱれです。ああいう歳の重ねかたは、是非ともまねしたいですね。
