気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

郷に入れば・・・・

2012-01-22 21:09:41 | 日記・エッセイ・コラム

 雪の降らない浜通りから来たので最初は雪を面白がっていたのですが、そうも言ってられない事態になりました。朝玄関から出られない。まずスコップを持って雪かきしながら下へ。階段の雪を一応どけて、玄関前もどけて、車を掘って・・・・。ゴミステーションに向かう途中の坂が滑る!ので要注意。両手にバランスよく持っていないと転んでも上手に受け身が取れないのです。ああお尻が痛い・・・・。恥ずかしい事にそれを近隣の住人に見られました・・・・^^;でも笑わずにゴミ袋を持ってくれて「大丈夫だいがい?」と中通りのお国ことば。ああありがたいです!おかげでゴミは無事にステーションに行きましたが手首を痛めた様子。

 買い物も不安なので全部ネットスーパーで引きこもり状態。ツレの帰りを待ってちょうど良い位置にメールを打てば帰りにスーパーやコンビニに寄ってきてもらえます。それでも足りない物って出てくる。ので仕方なく車を出すのですが、たどり着くまでが大変。慣れなきゃねえ。

 たまたま教習所でもチェーンをかけたり、スキーが趣味だった時期もあるので雪道自体はどうでもいいんですけど、周りの車が怖い。夏タイヤのままで走っている人もいるので、いくら避難中だといってもタイヤは変えた方がいいと思うんですよ。命にはかえられないからね。

 せっかく編み始めてようやく終わりかけたカーディガン。でも足りるのか足りないのかぎりぎり!う~む。難しいぞ。足りるように編まないとね・・・・・。そこは親戚のおばさん登場。数限りなく手編み作品を作り続けていてもう何百枚と編んだつわものですから。あっさり「襟と前ボタンの分を編まなきゃいいのよ、どうせボタン架けないでしょ?」と。あ、なるほど。一番上だけひっかけるような大き目ボタンを一個付ければいいんだわ!偉~いと褒めたら「人間の頭は使うためにあるのよ・・・」と。良い人なんだか冷たいんだか。

 これで問題は解決。それでも足りなきゃネットで注文するしかないなと品番を調べたら在庫はあるとの事で安心。

 雪国では家庭内手工業が大事ですね。


罹災証明が出ない?

2012-01-19 23:40:24 | ニュース
テレビのニュースで浪江町から避難している方が支援機構の審査の為に罹災証明が必要なのに出してくれないので手続きに困っていると報道されました。
は?とっくに出てます。てか、其がないと高速道路の無料サービスや地震保険も下りない。でも自分はしっかり証明があって、支援機構の審査も通り、無税で登記出来ているんです。
この差は何?どこにミスがあるの?疑問だらけ。
早速ニュース番組にクレームを入れたのにスルー。 何でそうなる?
東電の賠償問題もある程度折り合いを着けないと先に進まないから、譲っても構わない最低限は死守しても他はスルーです。
大人しく長く確実に賠償を貰った方が精神的にも今後の人生設計にも影響しますから。
持論ですけど、損して徳とれです。
銀行の対応も被災者ということで、住所確認の書類等山に提出しますが、今のところ順調です。担当者が頑張ってくれているので助かります。
同じ町民でこれだけの差があるのは解せません。
何かヤラセっぽくないか?と疑います。
きっと使う支援方法が違うのかも。
いや、結局は機構の判断ですからね。銀行窓口でもお墨付きを貰ったので、不思議でならない。
モヤモヤする夜のニュースに怒り、眠れない!


住宅支援に一喜一憂する

2012-01-19 11:28:08 | 日記・エッセイ・コラム

 被災者が新しくまたは家を修復するための借り入れが簡単にかつ金利も抑えた案が出されました。住宅支援機構、昔の住宅金融公庫ですね。今回自分もこのシステムのうちフラット35を使って借り入れを申し込みました。

 最初の五年の金利が0%となり、その後も抑えた金利になると。その上市町村から修復の費用や助成金も出るとの事なのですが、新築した場合はどうなるのかがいまだ不明。三月に部署が立ち上がるらしいので楽しみです。なんとか新しい生活を支援していただきたいものです。

 復興住宅。つまりは仮設から恒久的な住宅への移動も今後増えて来るので、それを待ってもいいかなとは思うのですが、何しろ希望の土地に行けるのかもわからない。各建設会社は復興住宅仕様の物件を出しています。かなりリーズナブルなお値段。

 今頼んでいる建設会社もかなり抑えた金額なので、まあまあ満足。もうわがまま言わないから早く!建ててください!ってお願いしてます。

 でも、基礎に使われるコンクリートの材料から放射線が検出されたとの事なので、少し遅れるでしょうね。まったく困ったもんです。これだから・・・・・一旦事故が起きるとどこまで被害が広がるのかが不安ですよね。食物に限らず、建築資材、インフラ整備の資材も検査しなければ使えないのですから・・・・。でもここはしっかりしてもらわないといけませんから焦らないことかな・・・って自分に言い聞かせてますけど。

 う~ん。困るなあ。


三回目の一時帰宅の受け付け開始!

2012-01-18 21:24:18 | 日記・エッセイ・コラム

 新聞報道がされてから早くも一週間。まだ書類が届かないのですがHPから申請書をダウンロードすれば送れるということですが・・・・。2月末日まで受付との事なのでまあ落ち着いて考えてみたいと思います。

 友人の一人はもう帰らないと言います。帰っても悲しいだけだし臭いしと。見るだけ切なくなるから行かないわ・・との事。

 今回は墓参も認められるので行ってこようと思います。ちょうどお彼岸前だし命日だし。

 修繕業者や引っ越し業者も入れるとのことで、いよいよなんか退却って感じです。でも五時間で大丈夫なのかな?

 冷蔵庫の中身は化石になるまでそのままにしようと・・・・。開けてはいけない物の一つです。

 取りあえずは持ってきたいものはピックアップしてあるので、まあ大丈夫かな。これから何回か増えて来るだろうし、焦らずやりたいと思います。


神戸からのメッセージに涙する

2012-01-17 21:20:04 | 日記・エッセイ・コラム

 新居の為に購入した土地の登記が終わりました。といっても年末に出された新しい法令で被災者が住宅を新規に取得した場合の税金が免除になるかもしれないとのこと。これからももしかしたら金利や固定資産税も優遇策がとられる可能性があるとの事。旨く進めば戻る金額もあるらしいので、うれしい限りです。仲介業者も司法書士さんも皆さん心配してくれいる中、二本松の御者が浪江町津島からの砕石で放射線量が高い物件が作られたとか。もめています。不動産業者も朝から大変だとか。これから家を建てる我が家も気が気ではありません。放射線量はともかく遅れるのが困る。繋ぎ資金の支払利息もあるし、何より6月というのがせっかく打ち出されたのに・・・・不安です。

 間取りやスポット電化で少し予算が変わるかもしれないとの事なので見積もりを見てもう一度考え直す必要も出て来るでしょう。仲介業者はこれからですよ~。といいます。外壁の色や内装クロスの色など決めることは沢山あるんですからね~。と。そうか~。

 今まで注文住宅しか建てたことがないので、建売の範囲の中でどれだけ要望が通るのかわからないので、あまり欲張らずに行きたいですね。

 今日は阪神淡路の大地震から17年。ちょうど息子を生むために入院した日です。妊娠中毒が酷くなり入院したのですが、テレビから流れる画像にくぎ付けになった覚えがあります。その時は半分他人事だったんですけどね。今自分が震災にあってやっとわかりました。

 上司に「最近自分の事を見てないね」と言われました。確かにそうかもしれません。でもね、そういう時期があるのは仕方ないです。まずは子供を守ることが最優先。以前は自力で生きろと言って聞かせてましたがそうも言っていられない。二年後、そして三十年後を考えるとまずは生活基盤をしっかりしないと仕事もまともにできませんからね。

 新年会では「生きてたか!」と皆からハグされました。うれしかったです。住宅取得を伝えると「いいわね!前向きで。あなたらしいわ」と言われました。そうかな?アパートが嫌なだけ。どうせそのうち自分たちで家賃負担しなければならないなら今のうちにわがまま言って良いところを抑えてローンを払った方がいいと思ったのです。

 子供がいるからこそツレも私も仕事に励めるんです。子は宝、そして鎹です。

 神戸では5時46分と14時46分にそれぞれ黙祷が奉げられたと報道されました。自分の事のように思ってくれる人がいる。それだけでも力になります。

 私だけじゃない。皆もがいている。

 頑張れる。出来る。絶対復興する!