気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

突然のフラッシュバックに悩む

2012-04-06 23:49:12 | 日記・エッセイ・コラム

 これまで震災関連のテレビ番組や新聞を含めあらゆる報道を見てきました。ある意味現実味がないのでしっかり後世に伝えようとかそうではなくて、自分に言い聞かせるためでもあったように思うのですが、今日の番組で思わぬことが起こりました。

 石巻市で歌手のクミコさんが当日のコンサート前に被災し一晩を採石場ですごし、その際にラジオから流れる言葉に勇気づけられたというものです。「停電で暗い夜ですが、知らない人同士でも助け合って夜明けまで頑張りましょう。夜明けまであと数時間です」というもの。

 当時我が家は水が出ない以外は何不自由なく、水も断水の前に鍋類に汲んでおいたので困ることもなかったし、風呂の水でトイレは流せました。プロパンガスだったことも幸いしたし、電気が来ていたのでテレビでの報道も見逃すことがありませんでした。町の反対側は停電ですぐに避難所に移った人もいたし、隣町では何も知らされないまま体育館に集められ、翌朝待機していたバスに移り西へ北へ移動していたのです。

 友人は何も知らずに南相馬の職場から大熊町に戻りだれ一人いないところで呆然としたとか。そりゃそうです。やっと出会えた通行人と会話をして、西に逃げたらしいという情報だけを頼りに避難所めぐりをしてやっと田村市の避難所で家族と出会えたとか。

 その間我が家ではのんびりカップめんの朝食をとり、ある程度の荷物を積んで避難の準備をしていました。犬に餌をやり・・・・・。猫を連れ。体育館は寒いからとズボンを二枚履かせ、上着も厚手の物を持ちました。ボウリングの景品のジュースが三箱あったのでそれも積みました。お菓子は沢山あったのでそれも積みました。ゲーム機もPCも積みました。

 その後も何回か帰宅しある程度の物は持ち出せたのでもう未練もないのですが、本当にこれで良いのかどうか急に不安になり、パニックを起こしてしまったようです。

 ようです・・・というのはこれを打ち込んでいる今は落ち着いているからで、息子に「なんで?」と聞きまくり、娘に「私は間違えてないよね?」と確認し、二人からもう寝たら?と諭され、終わったことを悔やんでも意味ないから。と案外冷たい言葉。

 子供の方が現実を知っているのかあきらめが早いのか順応性があるのか?

 休日には新築におく家具を見に行きたいというと「それがいいね」と子供たちは賛成。

 ここで夫であるツレが出てこないのは・・・・会話がずれるのが目に見えているし、頼れるのは子供だけなんですよね。情けない話。

 今日だけは好きな酒を飲んでも良いよと言われて少し飲みました。その代りその酒が抜けてから薬を飲むようにと言われましたがもう遅い。睡眠薬と一緒に酒を飲んだし~。

 でODはしてないから・・・・。大丈夫でしょう。

 PTSDかしら?サイレンの音は震災後からダメです。携帯の緊急地震速報もダメ。津波の警報音もダメ。救急車のサイレンも嫌。警察のパトカーサイレンはまだ大丈夫。

 鬱だしなあ。どうしよう。どうしようもないか。

 沢山の人と触れ合える趣味を持てば?と言われていますが、見た目ものすごく社交的なので自分で自分に戸惑ってます。あれ?私ってそんなに弱かったかしら?

 ま、いいか。

 そんなこともあるな。と今は落ち着いていますが、心臓の鼓動は早く、周りも早い。せかされている感じがしてパニック障害も加わったら、双極性統合失調症からどこまで進むのかしら?

 入院したらもっと酷くなるだろうなあ。でも、考えをやめたい。

 じゃ、報道番組や雑誌の類を見なければいいのにと思うんですけど、気になる。

 帰れない街。帰れない家。

 津波で流されたと諦めて新しい家具を購入することにします。リセットしよう!


当たって嬉しくない地震雲

2012-04-03 10:04:58 | 日記・エッセイ・コラム

 「はい、はい、はい、はい」来ましたよ~地震が・・・・・。ちゃんとってあまりうれしくない的中率です。当たるなら宝くじとかロト6とか良い台とかねえ。金持ちの男とか?!

 地震雲の熊のジョンを撮ってから三日目に震度5弱です。う~む。

 いや、信じない人もいるんですよ。地震雲。迷信だとかね。ナマズと一緒で。異常行動を見せない飼い猫と暮らしているので何にも感じないのかしら?と思いますが。

 結構昔から見ているし、区別もつく。前述の高校地学教諭のおかげですけど。カメラを必ず携行していた人です。背高粟立ち草の分布についても研究していました。九州からどこまで北上したのか・・・・・あっという間に北海道まで行きましたね。

 特に地震雲の見分けは飛行機雲との違いです。明らかに縦に走った場合は見つけやすい。昇り竜ですね。このタイプは雨雲だったりもしますから判断が難しいのですが、(なぜ龍が雨をって当たり前なんですけどね。龍を信じている人には)

 曇りの日が続いた場合はどうするんだろう?梅雨の時期とか。雲以外にも予知できるものがあるからそちらで検証するしかないのでしょうけど、パニックを避けるため政府は火山噴火も80%を超えないと発表しないし。洞爺湖で火山噴火の跡地を見てきましたが、マンションの食器やカーテンがそのままで、道路の陥没や崖の途中の重機や、標識が沼地に埋まったりしていて怖かったけれど、後世に伝えるためにあえて残したとか。

 津波の高さ予想看板も大切ですよ。見たくないというのは今体験した人だけれど、後世の人々はまた「年寄りのたわごと」になってしまう可能性もある。1000年に一度の大災害って、津波てんでんこを守って生き延びた人もいるんだし、伝承というのは案外大切だと思います。

 なので、子供たちにはいろいろと地震の前兆を教えたりしてます。山崩れの予兆とか。山で遭難した場合の対処方法とか。下るのではなく上る。稜線まで戻れば位置確認が出来るから。道も見つけやすい。川沿いに下りると滝や崖にぶつかりそこで進路が妨害される。無理をするとそこでけがをする。そして・・・。

 鞄には飴玉一つあるだけで生き延びられる。

 サバイバルには結構自信ありますが、過信も禁物。ロープ結びもいろいろあって、かの火事で惨事を起こしたホテルから脱出した人もロープの結びを熟知していたから上階から下りられたとか。やはり無駄なことはない。雑学って楽しいですよ。

 で、地震雲。

 また見ないようにしたいです。当たるのはうれしいけれどうれしくない。


お嬢同窓会に参加する

2012-04-02 00:14:38 | 日記・エッセイ・コラム

 同窓会が磐梯熱海温泉で開催されました。発起人はいわき市に避難されている方。大変だったと思います。当日の天気は雪でしたが、猪苗代湖遊覧船で一周し、その後はガラス館で手作り体験。ガラスを削ってイラストなどを掘る作業。結構上手。感心しました。

 その後はホテルで子供たちは詰め込み部屋。大人はそれぞれ集まったり、一人部屋だったり。温泉を満喫しました。住んでいる地区も温泉地なのに地元の温泉っていかないのはなぜかしら?いつでも行けるという安心感があるのかもしれませんね。

 特にお土産を選ぶこともなかったのですが、ビンゴ大会では盛り上がり。お嬢はフォトフレームを貰い、今のところ入れる写真がないとかで・・・・。まあ新築したら家族写真を撮りましょう。

 久しぶりに出会う同級生は特に男子の成長ぶりに驚きます。女子もそれなりに大人って感じ。お嬢はいつものゴスロリで、結構目立ってましたが、キャラがかぶる子もいて、「いっつも真似するんだよねえ」ってぼやき。まあまあいいじゃないの・・・・。

 自宅までは高速道路。原発避難者は9月30日まで無料が延長されているので助かります。小一時間で自宅に戻ったら、友人が午後から遊びに来るというのでわくわく。今度は私が盛り上がりおしゃべり。千葉に行ってしまったのでなかなか会えない。でもいつも気にかけてくれている大親友。飼い犬が骨折したとかでちょっと心配です。早く治るといいね。

 我が家のわんこは元気かしら?夏には迎えにいくからね!

 と自宅建設現場は今基礎工事中。枠が組まれていて、いよいよって感じです。