特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

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第5回 平成28年熊本地震被災地応援ボランティア活動報告

2016年06月05日 18時40分10秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

こんばんは。

愛知ボランティアセンターのスタッフの倉です。

先週、5/27~5/29まで第5回の熊本地震被災地応援ボランティアに行ってまいりました。
今回は同行スタッフが久田、倉の2人でした。

今回は、全員が熊本県西原村での活動。
下小森の区長さんから、非常に農作業が遅れているというSOSがあり、
農業ボランティアをメインに活動してまいりました。

名古屋を19時に出発し、朝8時30分ごろに西原村につきました。

熊本の農家の方の要請にて、班分けし活動。
さつまいもの苗を植えたり、いも貯蔵庫の整理や畑の草ぬきなどを行いました。

熊本では、地震でドタバタし、家の片づけなどが手一杯であり、
植えなければけない作物が1か月半も遅れているという事実がありました。

本業で2月から農園を営んでいる私には、とても他人事には思えませんでした。
うちの農園も5月初めにサツマイモなど植えたばかりです。
熊本のほうが南のほうになるので、作付けはさらに早くなります。

そして、天気が心配でしたが、午前中はなんとか持ち、
午後からはやや降りましたが、作業後のお風呂(今回も華ホタルさん)
があったため、みなさん、一所懸命がんばりました。

私も、農園経験を活かし、午前中はサツマイモの植え付け、午後は草ぬきをしました。

草ぬきってバカにできないんです。
やらねば、ずっと雑草は伸びてきます。

農家にとっては本当に、雑草との闘いです。

どうやら、この1年で私には身に染みているようです。

さてさて、午前中に、区長さんに下小森を案内していただきました。

 

 

外で洗濯をする男性、壊れた民家、石垣、神社、
何よりも、田んぼ用のため池が地震で決壊。
早く直さないと田んぼに水が入らず、田んぼが死んでしまうという話でした。
今年の田植えは絶望的。
米農家にとっては死活問題です。
けれど、それはもういち農家というよりは、全体で考えなければいけないことだと思います。

「西原村は水もきれいで、おいしいお米がとれる」と、歩きながら、区長さんは話されていました。

ボランティア活動が完了した後、ボランティアの要請をしてくださった熊本の方の笑顔が
とても印象的でした。

「ありがとうね」「本当に助かったよ」
被災に遭われた方に、寄り添い、少しでも元気になってもらえたらと思います。


さて、そんな西原村へ今週末、6/10~6/12にも、ボランティアへ行く予定です。
詳しくはこちらへ
http://blog.goo.ne.jp/aichiborasen/e/d702931d970a0e659d11061f6aff16bc


中高校生ボランティアとなっていますが、一般の方の参加も可能です!

一緒に活動できることを、楽しみにお待ちしております!
「明るく 楽しく そしてまじめに」
が愛知ボランティアセンターのモットーです。

一緒に熊本を応援していきましょう!

お見送り、お出迎え、西原村のみなさま、名古屋のみなさま
ありがとうございました!

 

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