セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

鳩山首相辞任

2010-06-02 | セカンドライフ
                     芍薬に見えるけどバラなんです。とげは一杯です。

朝からテレビ朝日ワイドショウを観ながら雑用をしていると突然臨時ニュース「鳩山首相辞任の意向」と
画面に映し出され
9:55に終了の番組は終わる事無く、首相の辞任挨拶の画面に切り替わった。

政権が変わり暫くは「これで日本はクリーンな政治になる」「日本は確実に良くなる」との
甘い夢は、何か有る度に落胆させたれて言った。
それでも、未だ三か月だもの、ハネムーン期間だし自民党の政権が長過ぎたから、最悪の内容を
立て直すのには時間もかかる・・・・。

知らなかった官僚の悪事も?システムも窓が開けられ市民の知る所となり「酷い、余りにも酷い!」と
言う思いが日々の事になりこれじゃ民主党さん大変だー。と
ノー天気に思っていた。何時か何時かと思いながら。
事業仕分けも一見かっこいいけどパフォーマンスにしないでね、と思いながら応援していた。

首相の辞任発表をライブで観ながら始めて本音で語っている様で一瞬ぐっときた。
しかし終わってみると怒りが込み上げて来た。
何もかも中途半端で「責任を感じて」と言われても、それまで翻弄されて来た日本人の、さやのおさめ所が
無いではないか。

死ぬ気なら(辞任する気なら)もっともっと身を投げ出して解決出来る事有ったんじゃないの?
鳩山さんの人柄は一般市民なら「いい人ねー」と済む事でも、一国の頭となればいい人だけでは済まない。
もっと「ドロドロになって頑張ったけど息絶えてしまった。勘弁して下さい」の方が責任を取った気がする。
美辞麗句を並べてご自分はきれいなまま「辞めます」と言われても、国民は皆で木の上に登ってはしごを
外されたと同じ。

彼の人望の無さは官僚の協力を得られなかったと言われているが納得できる。
泥沼を歩いた事の無い、セレブな生活をしていた人には人の気持ちを理解するだけの力が付いていないのね。
頭を下げて官僚の人達のして来た事を学ばせて貰う姿勢も無くスタートを切ってしまったのかな?
人望の無い人は、他の人の心も動かす事は出来ない。協力もして貰えない。助けても貰えない。

いじめられた様な事を言われてもねー。で、上手く進まなくてごめんなさい。職を辞します・・・・議員も辞めます・・・って。
子供じゃあるまいし……ふざけんじゃね~と怒りがおさまらない。
だれも救われた人がいない。

その後、電車に乗ったら皆さん『号外』の新聞を広げていた。
悲しいのは、あの人なら・・・と言う人が1人もいない。選挙選挙と言われていたがそれ以前の事だ。
選挙はね、民主党の皆さんの働き振りを見て市民が投票するのよ。
貴方達が目の色を替えて画策しなくても。

怒りはおさまらない。
次に期待したい人が誰もいない事も。