セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

最高のご馳走!

2010-06-21 | セカンドライフ
夕方幾ら時間が経っても暗くなるそぶりが無い。そうなのだ、今日は【夏至】昼間の
時間が一番長い日。朝は4時頃から明るくなる。
新聞配達のお兄さんは今の時期が一番好きなんじゃないかと思ってしまう。

夕方は7時になっても、未だ明るかった。私もこんな時期が大好き。一日が長~く気持ちが
のんびり出来るものね。
畑に出たって長い時間ボーっと立って居られるし。
畑に居ると言っても必ずしもセッセセッセと働いているわけでは有りません(*^^)v

夕べは最高のご馳走を食べた。
中華?フレンチ?イタリアン?和食?チッチッチッチ(人差し指が無いのよね)

正解は白米のおむすびでした~
友達から2年物の梅干しを頂いていたので、おにぎりディナーを楽しみにしていたのだ。
「そんな物いつだって食べられるじゃない?」「おにぎりなんてお弁当じゃないの?」
ーそうだそうだと村人の声ー

じゃないんです。美味しい甘味の有る白米の炊きたてのご飯に、程良く塩味の(塩っぱくては駄目よ)梅干しを入れ
温かい内に"あおん、あおん"と頂くのです。
海苔なんか巻いちゃ駄目よ。ご飯の香りがしなくちゃ駄目よ・・・・つべこべつこべ・・

おにぎりを作る時本当は3個食べたかったんだけど、我慢して2個にしました。
黙っていたら幾らでも入っちゃうんだもの。

もう~期待通り、狙い通り美味しかったですね~。
だからって毎日じゃ芸も無い。又暫くして食べたいなーと思ったらタイミング良く作ると
美味しさは更に効果的ね。余は満足でした。

うまいじゃなく うまっ!




明け方からTVのゴルフ中継、遼君頑張っていたけど残念でした。お疲れ様。
宮里藍ちゃんは素晴らしい、お見事
アメリカ国内での優勝、本当に実力が付いて力が発揮出来ているのね。偉い!

シルバー大学 歴史コース⑥

2010-06-21 | セカンドライフ
~武家政権の成立~鎌倉時代を考える~

6月17日(木)分

講師 五味文彦氏 東京大学 名誉教授 放送大学教授

第六回 「品河(シナガワ)氏と大井氏について」

詳細につては鎌倉時代の歴史を書いた『吾妻鏡(アズマカガミ)』の文献から、初めて「大井・品川の武士」が
登場する場面を書面から具体的にひもといていった。
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大井・品川の武士がいつ頼朝の軍に従ったかは明らかではないが、幕府による平家追討の一の谷の
合戦は寿永三年(1184年2/7)、大井実春が伊勢の追討に向かったのは3/20であるからから、
彼は一の谷合戦には従軍しておらず、鎌倉に居たと思われる。
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等、細かい文書説明で解文して行った。
頼朝の二所詣出の部分でその帰りに落馬して死亡とあるが馬・弓の能力に秀でていた頼朝は
そんな簡単に落馬死亡が有りえたのだろうか?私の疑問。
二所詣出
  ①箱根神社②伊豆山神社
頼朝は政子との逢引に伊豆山神社を使ったの言われるが、今も政子の髪(その物)で文字が
書かれている物が残っている。

同じ班の男性は詳しく伊豆山神社の事を御存じで「今は随分朽ちてしまったけどね~」と言っていた。
私は一度だけしか訪れた事は無いが、そんな歴史の事を知らないので、のんびり境内を散歩していた。

やはりどこか訪ねるにしても、歴史を知っているのと、いないのとでは、全く解釈が違って来る。
大事な事ね。

五味先生はレジメに全面漢字ばかりの文書をA4縦用紙2枚に表裏びっしりと印刷されて来たが
皆なんと言ってもシルバーさんばかりなので「理解出来ない前に読めません。字が見ええません」と
ざわつき大騒ぎ。確かにその通りです。漢字を理解する以前ですものね。老眼鏡も間に合わない。
先生は白髪なので70歳以上に見えたが以外に64歳と仰る。

物腰の穏やかな、世の中のもめ事には接した事もない様な方。
「吾妻鏡」の現代語訳をお弟子さんの本郷 和人 先生と8巻まで仕上げたそうだ。
今回先生の他に本郷ご夫妻と3人で講座を受け持たれているが、和やかな人間関係が伝わってくる。

「吾妻鏡は幕府が記録した物では有るが、不都合な事は記していないので完璧な(恣意性の無い)文献とも
言いきれない。
全15巻残っているのでそれを現代語訳しているので是非読んで頂きたい」と。
教室はは水を打ったように静か・・・。

歴史館のかこいにはつつじが満開6/17

シルバー大学 歴史コース⑤

2010-06-21 | セカンドライフ
武家政権の成立~鎌倉時代を考える~

6月10日(木)
講師 本郷 和人 氏 東京大学史料編纂所 准教授

相変わらず中世期の講座が出来るせいで先生はご機嫌。
午前中はNHKのテレビ収録をして来たとかで疲れたなんておっしゃる。
9/1夜「ヒストリア」で中世の話をされるらしい。見なくちゃね、チェックチェック!

先ず鎌倉時代に一番実力を持っていたのは誰か、班毎に答えを出し答えなさい・・・・と。
私達一班では先ず出た答えが 幕府・貴族(公家)・朝廷・豪族・御家人・・・

先生の解答 ①武家(軍事)②公家(政治)③寺家(祈り)

1199年 源頼朝の死去
    この年、梶原景時の失脚(翌年に討たれる)

1203年 比企能員(マサカズ)の失脚
    源頼家の追放(翌年、殺害される)
    →源実朝の擁立
    →北条時政、政所別当に

1205年 畠山重忠の失脚(二俣川で戦死)
    北条時政の追放
    北条義時の登場
    北条氏の勢力、武蔵へ
1213年 和田義盛の失脚
    →北条義時、侍所別当を兼ねる(相模の権益、武蔵を手に入れる)

1219年 源実朝、暗殺される。

源氏は三代 で滅びる。

受講生の感想 
    A氏 歴史の講義を聴講していて、全く眠気も出て来なかったのは初めて。
       和人先生のは圧巻である。もっと若い時に先生の様な講義を聴きたかった。
       きっと歴史学に夢中になっていたに違いない。

    B氏 主従制度的支配権の御恩の土地の話を聴いて、バブル前まで続いた日本人の
       土地神話を思い出した。

    C氏 一般通念の平安時代末期の源平争乱は、実は治承・寿永の内乱に始まる
       戦国時代?でその統一者が源頼朝による鎌倉幕府と言う和人先生のご高説は
       確かに分り易い。鎌倉幕府のお手本が「福原幕府」と言う説も蛭ケ小島のど田舎
       から学んだとしたら説得力の有る説だと思う。

    D氏 専門家とは思いますが川の流れの様によどみなく固有名詞が出て来るのに
       驚きです。
       鎌倉幕府の初期の権力闘争の関係が良く解りました。

  ※20名位のアンケートから抜粋して掲載しました。