セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

呼吸器リハビリ教室③

2010-10-22 | セカンドライフ
急に晩秋の様な季節になってしまった。もっとゆっくり秋を楽しみたいのに…
気温も20度に達しないので、寒い気がする程。
猛暑の時は、あんなに涼しい秋を待っていたのに。季節はいっきに晩秋の様な・・・・
明日は快晴だと言うから、気温は少し上がるかしら?


呼吸器リハビリ教室③

☆楽しく歌って腹式呼吸を学びましょう。

    講師 加藤 晶子 先生    ピアニスト小野やす子先生(芸大卒)


会場に入って行くと既にピアノ曲のメドレーが流れている。
心をリラックスさせようという演出かな?

加藤先生は都内では特に病理的な面から、音楽を通して腹式呼吸指導に力を入れている。
①②回のそれぞれの講師とは皆さん横の繋がりを持ち、研究に力を入れているそうだ。

とっても慣れているので、最初から親父ギャグ等を言い笑わしている。
最初は身体中のストレッチから入り、頭、顔、等トータルでストレッチをした。
特に力を入れていたのは、顔。
リンパの流れが良くなるよう丁寧にマッサージ。

舌を出す訓練、舌がきっちり使えないとかつ舌が悪いからと口外に出して動かしたり。
真面目にやっていると身体中がポカポカして来る。

腹式呼吸は思いっ切り吐き出させてしまい下腹部が動いているか確認。
先生は慣れているので、テンポ良く中身のぎっしりした指導をして下さる。

歌い出しは、のばし歌と言うので「月」を歌った。

♪出た出た月が~~~~~~~~息を吐きだす迄思いっ切りのばす
♪丸い丸いまんまるい~~~~~~~~

全員呼吸器が悪いし、私でさえ歌って其の侭、八拍位のばすのは辛い。
こんな事をしている内に大分慣れて来た。

生徒さんが作った鉄道唱歌「新幹線版」を唄い途中駅の歌を歌いながら京都まで。
横浜なら「赤い靴」、小田原「箱根山」、熱海なら、静岡なら、浜松、名古屋・・・・・と
歌の旅をしながら京都へ。





何曲歌ったか分らない程歌った。不思議と苦しくなく結構喉を痛める事無くへいっちゃらで
歌えてしまう事に驚き。
カラオケだと数曲歌っただけで、疲れてしまうのに。先生の教え方が魔法の様に皆に
声を自然に出させている。

休憩になっても未だ歌えそうだったが、ピアニストさんが2曲サービスに弾いて下さった。
シャンソン(枯葉)ドビッシーの(月の光)。



レクリエーション室なのでグランドピアノなど当然なく、アップライトでお見事な演奏。

先生は何と韓流ドラマのヨン様の来日の際コンサートで日本中を演奏して歩いたそうだ。
「冬のソナタ」の挿入曲等沢山弾きステージを盛り上げたって。あららー素敵。

つい先日まで、そんな演奏会をしていたそうで。「キャー素敵!」間接的なんだけど
韓流スタートとご一緒だったと聞くと握手でもして頂きたい気持ちになってしまう。

すっかり、リハビリの事を忘れ、ピアニストさんに演奏旅行の講演をして欲しいな~。
そんなこんなで、素晴らしい伴奏で数十曲歌わせて頂き光栄な事だ。

たった一回で、大分声が出る様になった。秋と春なんて言わないで毎月お願したい。
そしたら、調子の悪い私の体調も、病院に行かなくても良くなりそうだわ。