『食』に関する野坂昭如さんの杞憂。
いまや世界的には、『火垂るの墓』の作者といったほうがいいかもしれ
ない野坂昭如さん。その野坂昭如さんが、連載しておられるのが、毎日
新聞の「七転び八起き」です。
その「七転び八起き」の連載96回目、2011年の1月分となるのが
この写真の回、作物と技術に関連した
「開国より食の見直しを」でした。
記事にいう・・・
自分の国の食べものは自分達で守る。自分達で賄えてこそ独立国。
ヤレ、農業改革、貿易の自由化、開国だと賑々しく〔にぎにぎしく〕
口にする前に、この基本的な取り決めを守るのがお上の務め。
ということでした。
なし崩し的に、そして自発的に、米国産牛肉の 現行「20ケ月以下」を
「30ケ月以下」にまで範囲を広げることを、自ら言及するという検討を始め
ているとされる野田政権のいまを予測したかのような野坂さん。そして連
載96回目の「七転び八起き」。
わたくしは、この記事を読み返しながら、〔今回の牛肉輸入緩和の予定か
ら〕はじまっていきそうな、これからの限度のなさそうな「対米譲歩」を
おもんばからずにはいられないのでした。
▼ 自給はともかく 貿易の自由化は、「防疫が自由化」されること には
まちがいなくつながることでしょう。こちら。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
いまや世界的には、『火垂るの墓』の作者といったほうがいいかもしれ
ない野坂昭如さん。その野坂昭如さんが、連載しておられるのが、毎日
新聞の「七転び八起き」です。
その「七転び八起き」の連載96回目、2011年の1月分となるのが
この写真の回、作物と技術に関連した
「開国より食の見直しを」でした。
記事にいう・・・
自分の国の食べものは自分達で守る。自分達で賄えてこそ独立国。
ヤレ、農業改革、貿易の自由化、開国だと賑々しく〔にぎにぎしく〕
口にする前に、この基本的な取り決めを守るのがお上の務め。
ということでした。
なし崩し的に、そして自発的に、米国産牛肉の 現行「20ケ月以下」を
「30ケ月以下」にまで範囲を広げることを、自ら言及するという検討を始め
ているとされる野田政権のいまを予測したかのような野坂さん。そして連
載96回目の「七転び八起き」。
わたくしは、この記事を読み返しながら、〔今回の牛肉輸入緩和の予定か
ら〕はじまっていきそうな、これからの限度のなさそうな「対米譲歩」を
おもんばからずにはいられないのでした。
▼ 自給はともかく 貿易の自由化は、「防疫が自由化」されること には
まちがいなくつながることでしょう。こちら。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」