枯れなくなったよ、クワズイモ。
かるがるしく温暖化といっていいのかどうか、わからないのでは
あるのですが・・・5年ほど前から庭に生えているクワズイモの
葉が、いまや冬になっても枯れなくなってきています。

カシの樹の奥にある個体と、 入口の門柱のそばにある個体。

アップした写真がこちらですが、どちらも高さ1メートル以上の大
きさに生長しているのがわかります。
そして注視すべきはこの2つの個体の由来です。
丁寧に植えたなどというものではなく、室内で育てていた鉢植
えのクワズイモの一部[枯れたと思った塊茎など]を、庭に捨て
置いたものが自然に根付いたもの・・なのです。
まあ、いわゆるサトイモなどでいう 野良イモ状態[こちら]。
勝手に生えてくるとはいっても
繁茂しすぎるとなかなか撤去しづらくなるので、毎年秋に剪定
しまくって小さくしてはいるのですが、そうしたとしても翌年
の夏をすぎるころになるといつのまにかこの写真のように繁茂
してしまうのですから、なかなかたいした生命力なんです。
この生命力の原点・・それは多雨、そして気温の上昇です。
本年の8月など 雨が3週間近くにわたって降り続けましたも
のね。まさに熱帯地方でいうところの雨季がやってきたという
かんじ。そう、蒸し暑い地方原産のクワズイモにとっては、今
年はまさに生育にうってつけの気候の到来だったにちがいあり
ません。そうそう、そういえばクワズイモの根元には、5年前
には見かけなかったサツマゴキブリ[こちら]などが、いまは我
が物顔で元気に走りまわっていますもの。
気候が変化し、こういう蒸し暑い状態がつづいていくのであれ
ば、これまで作付けされてきた作物[暑くなる以前に]の病気や
虫害は多発することがあたりまえ・・・こうなると、これまで
培ってきた農業技術も、なかなか通用しなくなる時代になるな
ぁと心配しているところです。
ということで今回は、クワズイモの生育の変化から、やはり日
本の気候は 相当なスピードで亜熱帯&熱帯化してきている
のではないだろうか というおはなしでした。
ロシアの領海でマグロの群れが確認されたり、
福島でイセエビが繁殖している・・・なんて
ニュースも配信されましたよね、今年の夏は。
動植物の北進は、なにより雄弁に気温の上昇
を証明しているかのようです[サソリモドキ
のおはなしは こちら]。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
かるがるしく温暖化といっていいのかどうか、わからないのでは
あるのですが・・・5年ほど前から庭に生えているクワズイモの
葉が、いまや冬になっても枯れなくなってきています。


カシの樹の奥にある個体と、 入口の門柱のそばにある個体。


アップした写真がこちらですが、どちらも高さ1メートル以上の大
きさに生長しているのがわかります。
そして注視すべきはこの2つの個体の由来です。
丁寧に植えたなどというものではなく、室内で育てていた鉢植
えのクワズイモの一部[枯れたと思った塊茎など]を、庭に捨て
置いたものが自然に根付いたもの・・なのです。
まあ、いわゆるサトイモなどでいう 野良イモ状態[こちら]。
勝手に生えてくるとはいっても
繁茂しすぎるとなかなか撤去しづらくなるので、毎年秋に剪定
しまくって小さくしてはいるのですが、そうしたとしても翌年
の夏をすぎるころになるといつのまにかこの写真のように繁茂
してしまうのですから、なかなかたいした生命力なんです。
この生命力の原点・・それは多雨、そして気温の上昇です。
本年の8月など 雨が3週間近くにわたって降り続けましたも
のね。まさに熱帯地方でいうところの雨季がやってきたという
かんじ。そう、蒸し暑い地方原産のクワズイモにとっては、今
年はまさに生育にうってつけの気候の到来だったにちがいあり
ません。そうそう、そういえばクワズイモの根元には、5年前
には見かけなかったサツマゴキブリ[こちら]などが、いまは我
が物顔で元気に走りまわっていますもの。
気候が変化し、こういう蒸し暑い状態がつづいていくのであれ
ば、これまで作付けされてきた作物[暑くなる以前に]の病気や
虫害は多発することがあたりまえ・・・こうなると、これまで
培ってきた農業技術も、なかなか通用しなくなる時代になるな
ぁと心配しているところです。
ということで今回は、クワズイモの生育の変化から、やはり日
本の気候は 相当なスピードで亜熱帯&熱帯化してきている
のではないだろうか というおはなしでした。

福島でイセエビが繁殖している・・・なんて
ニュースも配信されましたよね、今年の夏は。
動植物の北進は、なにより雄弁に気温の上昇
を証明しているかのようです[サソリモドキ
のおはなしは こちら]。
