危険なトゲを持つ外来植物が、全国の芝生で増殖中です。06.19 H
観光県である宮崎県の公園にあっても、最近はこのトゲを持つ植物の注意
が書いてある看板 が 目立つようになってまいりました。ちなみにこの回
を公開した前後から駆除に努めてきた事務所に庭ですが・・・それでも草
取り時には手袋が必需となってきております。
ということで、2012年5月分の2回分をまとめて再掲載です。
↓
『危険なトゲを持つ外来植物が全国の芝生で増殖中です。』
草の上をはだしで歩く子どもやペットに害をなす、帰化植物があります。
それが メリケントキンソウ です。
毒はないが、刺さると「押しピンを踏んだような痛み」があるという、トゲ
のある実をつけるこの植物に対して、注意を喚起する新聞記事は ↓ こちら 。
この記事によると自転車のタイヤをパンクさせる場合もあるとのことで、その
トゲのするどさには、驚きを隠せません。2ミリ前後 という極小とはいえ、
そのトゲの持つ威力には、まるで忍者の使うマキビシを連想してしまいました。
で、そんな メリケントキンソウですが・・・そういえば勤め先の芝生にも
似たようなのがあったぞと、思い当たり、さっそく確認することにしました。
これなんか、どうにも メリケントキンソウ っぽい。
そこでこの植物の、枯れたふうの乾燥した花の部分を触って見たところ・・・
きましたよ、キリッとした痛み。
やっぱり これは、メリケントキンソウでした。花をこすった指には、小さ
いとはいえ 数本のトゲが、しっかりと確実に刺さっていました。
5月から6月にかけて 実が乾燥するために、被害が発生しやすくとなる
メリケントキンソウ。注意が必要です〔とくに芝生の周辺部などの密植して
いない部分などで〕。
自生しているかどうか、お住まいの自治体のホームページなどを検索され
てみられることをお薦めします。 ちなみに 宮崎のページは 参考までに
こちら です。
◎ 原産地が南アメリカのキク科の野草である、このメリケントキンソウは
1930年には すでに国内で発見された記録があるとのことです。
どうりで、見たような草だなと思ったはずですよね。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
刺さるトゲよりも怖いものは。Hすみ
その鋭いトゲで、子どもやペットに害をなす可能性のある外来植物である
メリケントキンソウの続編です〔前回分はこちら 〕。
そのメリケントキンソウの大きさ ですが、10円玉と比較するとこんな
かんじになります。
そして・・・刺さるトゲと同じように、このメリケントキンソウを怖れなければ
ならない理由。それは、この下の写真にあるように、その成長のスピード、
とくに 開花から結実のすばしこさ にあるようです。
じつは ここの芝生は、この連休前にわたくしの手によって、刈払い機で
刈られたばかりの場所だったのですから。なんという成長ぶりでしょう!
しかも開花期の4月から5月にあたっているとはいえ、小さい個体ながら
現在ではしっかりと蕾がついているところには驚かされました〔ふつうの
植物ではここまではやく結実しない〕。
このまま開花するのを見ているだけであるのなら、この花で結実したタネ
は、5月から6月にかけて硬化し、靴底や車両類のタイヤなどに付着して
のの拡散していくにちがいありません。
青い芝生で寝転がったり、はだしで自由に歩き回ったりする気持ちよさを、
未来の子どもたちに伝えるためにも、この草の増殖拡散だけは防ぎたいな
とおもうのです。そのためには、まずはこの植物の認識と生息確認が大切
ですよね。
というわけで、日本各地で増殖している外来植物、メリケントキンソウに
ついてのお知らせでした。
◎ いちばんてっとりばやい防除法は、種子が硬化する前の刈払いだ
と思うんですよ。というわけで、さっそく明日早朝には作業決行です。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
観光県である宮崎県の公園にあっても、最近はこのトゲを持つ植物の注意
が書いてある看板 が 目立つようになってまいりました。ちなみにこの回
を公開した前後から駆除に努めてきた事務所に庭ですが・・・それでも草
取り時には手袋が必需となってきております。
ということで、2012年5月分の2回分をまとめて再掲載です。
↓
『危険なトゲを持つ外来植物が全国の芝生で増殖中です。』
草の上をはだしで歩く子どもやペットに害をなす、帰化植物があります。
それが メリケントキンソウ です。
毒はないが、刺さると「押しピンを踏んだような痛み」があるという、トゲ
のある実をつけるこの植物に対して、注意を喚起する新聞記事は ↓ こちら 。
この記事によると自転車のタイヤをパンクさせる場合もあるとのことで、その
トゲのするどさには、驚きを隠せません。2ミリ前後 という極小とはいえ、
そのトゲの持つ威力には、まるで忍者の使うマキビシを連想してしまいました。
で、そんな メリケントキンソウですが・・・そういえば勤め先の芝生にも
似たようなのがあったぞと、思い当たり、さっそく確認することにしました。
これなんか、どうにも メリケントキンソウ っぽい。
そこでこの植物の、枯れたふうの乾燥した花の部分を触って見たところ・・・
きましたよ、キリッとした痛み。
やっぱり これは、メリケントキンソウでした。花をこすった指には、小さ
いとはいえ 数本のトゲが、しっかりと確実に刺さっていました。
5月から6月にかけて 実が乾燥するために、被害が発生しやすくとなる
メリケントキンソウ。注意が必要です〔とくに芝生の周辺部などの密植して
いない部分などで〕。
自生しているかどうか、お住まいの自治体のホームページなどを検索され
てみられることをお薦めします。 ちなみに 宮崎のページは 参考までに
こちら です。
◎ 原産地が南アメリカのキク科の野草である、このメリケントキンソウは
1930年には すでに国内で発見された記録があるとのことです。
どうりで、見たような草だなと思ったはずですよね。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
刺さるトゲよりも怖いものは。Hすみ
その鋭いトゲで、子どもやペットに害をなす可能性のある外来植物である
メリケントキンソウの続編です〔前回分は
そのメリケントキンソウの大きさ ですが、10円玉と比較するとこんな
かんじになります。
そして・・・刺さるトゲと同じように、このメリケントキンソウを怖れなければ
ならない理由。それは、この下の写真にあるように、その成長のスピード、
とくに 開花から結実のすばしこさ にあるようです。
じつは ここの芝生は、この連休前にわたくしの手によって、刈払い機で
刈られたばかりの場所だったのですから。なんという成長ぶりでしょう!
しかも開花期の4月から5月にあたっているとはいえ、小さい個体ながら
現在ではしっかりと蕾がついているところには驚かされました〔ふつうの
植物ではここまではやく結実しない〕。
このまま開花するのを見ているだけであるのなら、この花で結実したタネ
は、5月から6月にかけて硬化し、靴底や車両類のタイヤなどに付着して
のの拡散していくにちがいありません。
青い芝生で寝転がったり、はだしで自由に歩き回ったりする気持ちよさを、
未来の子どもたちに伝えるためにも、この草の増殖拡散だけは防ぎたいな
とおもうのです。そのためには、まずはこの植物の認識と生息確認が大切
ですよね。
というわけで、日本各地で増殖している外来植物、メリケントキンソウに
ついてのお知らせでした。
◎ いちばんてっとりばやい防除法は、種子が硬化する前の刈払いだ
と思うんですよ。というわけで、さっそく明日早朝には作業決行です。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」