なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

怪我勝ち

2009-06-03 19:13:50 | Weblog
 今日は久し振りにネットで打ちました。
  3週間以上はリアルもネットもご無沙汰してしまいまして、本当に久しぶり。
 囲碁も自転車の運転とか水泳並みに、一度覚えれば病気でもない限り忘れはしないでしょうが、それでも不安。
 スポーツだって暫く実戦から離れれば勝負勘みたいなものが鈍くなるでしょうから、ちょっとしたミスはやりそうです。
 本来五分五分になるようにセットされているはずのハンデ戦のはずですから、このちょっとしたミスの積み重ねが致命傷になりかねないのです。
 そういう意味でも復帰後の第一戦は御相手へのサービスゲームと割り切っていくしかありません。
 本当は所謂勘を取り戻すまでの数戦はそんなようなものでしょうが、ともかく一戦だけで復帰のご挨拶を済ませてしまおうと言う厚かましさでもあります。

 そうそう、自転車などは一度覚えればその後はずっと乗れると言いましたが、乗れるか乗れないかはそうですが、バランスよく乗るとか、速く走るとかいったものは若い人にはかないません。
 あまり良い事ではありませんが、若い人たちなどはハンドルから両手を離してもバランスを保って走れるのですが、私などはとても試す気にも成れないくらいバランスには自信が無い。
 囲碁のブランクもそのようなもので、打ってみなければどうなるかわかりませんでした。

 内容は短気な急戦を避け「ゆっくりゆっくり」と自分に言い聞かせて打ちました。
 ともかく急戦では、久しぶりなのでちょっとしたミスをしやすいし、その影響が大きいだろうと・・・
 その甲斐あってか、運良く地合い有利で終盤となり、逃げ切ることができました。
 まあ、最後の方は何回も数え直しました。
  ところで、勝敗には関係なかったのですが、久しぶりの影響はあったようです。
 打つところが無くなって「終局要請」をしたのですが、このソフトではかけ目の所をきちんとダメ詰めをして置いて貰わないとパソコンがかけ目も地と認識してしまうのをうっかりしていました。
 その場合は、一旦終局状態になっても「終局」に同意せずに対局再開をしてもらいカケ目を埋めてもらえば良いのですが、そのこともうっかりして終局。
 ですから実際より2目違いましたが・・・マア結果に影響が無くて良かったです。
 ともかく3週間ぶりの対局でした。
  なんだか相手に申し訳なかったような・・・運良く勝ったのだと思います。