なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

「太郎」の生活

2009-06-30 17:24:33 | Weblog
 日本では長男には太郎とか一郎、二番目以降は次郎あるいは二郎、三郎・・・最後はトメとかとか・・・。
 ともかく名前だけだけで何番目の男子として生まれて来たか分かることが多い。
  そう言えば義理の父が「○一郎」と言う名前で長男、その息子・私から見ると儀兄が「一郎」。
 高校時代の友人父親の名前が「十一郎」で息子・長男が一郎で友人・二男が十郎・・・。
 中国だと・・・陳瞬臣さんの本を読み始めた頃知ったのですが・・・長男には「孟」、二男には「仲」、三男あるいは末っ子には「季」がつくらしい。
 それで昔の武将の名前に「季」がついた時に、読みが「すえ」になるのかと納得がいった・・・つまりその時代の人は「季」の意味・使い方を知って居たので読みが「すえ」だったのでしょうね。

 ところで私は5人目で末っ子ですから長男にあこがれていました。
  両親は末っ子には甘いところがありましたが、それでも子供の中で長男は特別な存在として育てているような感じがあって、何かにつけ(心理的かも知れませんが)差別を感じたものです。
 ましてや兄弟でも11才も上の兄ともなれば、親よりも怖いところがあったりして、「自分にも弟がいれば威張れるのにな」と思ったものです。
 だから、当時私が叔母の家から強引に子犬をもらってきたのは、弟かわりと言う意味もあったのでしょう。
 そういう私でも実生活では”太郎”にはなれる・・・と言うか得意技?です。
  子供の頃、話としての「ものぐさ太郎」は知らないのに兄や家族には「ものぐさ太郎」と呼ばれていました。
 成程、末っ子でも「太郎」に成れるのかと内心嫌な気もしなかった。

 その頃兄からは「お前なァ、人間はふつう”食い貯め”も”寝貯め”も出来ないはずだぞ」と言われていたました。
 ”食い貯め”の方は時代というか・食いしん坊なのですが、”寝貯め”の方も興味のあることですと3日くらい起きていて、その後まとめて寝てしまうようなところがありました。
 流石に今はそこまで極端なことはできませんが、そう言う気分と言うか性格は乗っていないようです。
 ・・・前振りが長くなりましたが、この土日はよく眠りました。
 二日間で家から出たのは1回きりで、家から自転車で5分の所を往復したのみ。
  家で、食事と入浴以外は自分の部屋で寝ているかパソコンでネット囲碁観戦・・・ほぼ二日間。
 おかげで、溜まっていた睡眠不足とか一寸した疲労感は無くなりました。
  そのせいか、ネット観戦も初めから最後までじっくりみることが出来た気がします。
 両対局者と似たようなリズムで考えたり・・・マア、実際には対局者ほどの真剣みはないでしょうが、それでも途中で眠ってしまうことはありません。

 家族が放っておいてくれたのでそう言うことができたかも知れませんが、呆れて見捨てられているのかも知れません。
 これも持って生まれた私の「キャラ」みたいなものかも。
 ところで、生活習慣病クリニックの医師からは「ともかく体重を減らしなさい」と言われているので・・・効率よくダイエットするには、夏場ですから水分は欠かせないものの、入って来るカロリーは押さえて、カロリー消費を増やすことが肝心。
 出て行く方は運動などでは対して減らないし、他の持病との関係で難しい面もあります。
 と言うことは入って来るカロリーを制限するのが一番。
  そう言うわけで、「ものぐさ太郎」も寝なガらはカロリー摂取はしないわけで・・・カロリー制限と睡眠不足解消、更に疲労回復と、なったかも知れません。









五人目家族?

2009-06-30 01:33:41 | Weblog
 私の仕事の中にある業種で所管地域の中の登録している事務所を立ち入り調査をする仕事もあります。
 文字にすると何だか偉そうな感じもしますが、複数で訪 問し先方の状況を見せて頂き、質問し、記録し、間違いあるいは不十分なところがあれば是正を求めるために一緒に行っているような形。
 まあ書記というか記録係みたいなものです。
  そう言う仕事は現実に訪問する本番より前に事前の仕事が結構あるのです。
 例えばスケジュール化して事前に文書を郵送し、先方の住所から住宅地図などで訪問先を確認しておく。
 更に当日使う質問用紙を準備し、現在の登録事項などを確認。
 更に訪問直前には電話で訪問する旨を確認。
  そして当日は質問に使う用紙、あるいは法令に沿って準備しておくべき書類などと、最近配布されたパンフレットなどを一式携行。
 マア、何だかどこかの秘書と言うか、芸能人の付け人・マネージャーみたいな感じです。
 当日は(例外的に自転車訪問もありますが)公共機関のバス電車が基本なので結構ウォーキングで疲れます・・・但し、疲れはしますが週に1日くらいは外を歩く仕事も、それはそれで楽しいとは感じています。

 ところでいろんな準備をしますが、ネットでの検索も事前にやって置くことにしています。
 法人によっては自社の紹介をホームページで紹介しているところも結構あるので、そう言うものを事前に見て置きます。
 検索すると、相手さんが自己紹介しているページ、あるいはニュースとしてその会社が関連している記事などが出ていて、そう言う予備知識を仕入れるのです。
 但し、予備知識の内容と立ち入り調査の内容は必ずしも関連しないのですが、マア、事前調査の内とでも言いましょうか。
 
 検索と言えば、ある時自分の名前をグーグルで検索したら全くヒットしませんでした。
 私のことは勿論同姓同名の人もヒットしません・・・マア世の中に名前の出るようなことは良いことも悪いこともしていないと言うことです。
 これが息子の名前で検索すると、いるいる、かなり大勢の同姓同名の人がいます。
 どうやら私は息子に比較的ポピュラーの名前をつけたようです。
  それに引き替え、私の名付け親の叔父は相当捻ったのかもしれません。

 名前と言えば、私の入っているネットは実名で囲碁を打ちます。
  入場者一覧表に名前と点数、累積の勝敗、在住している都道府県が表示されます。
 それによっていろんな想像をすることがあります。
  あまり見かけない姓で名前が一文字違い・・・たぶん住んでいるところが違ううしいが兄弟ではないかな?・・・御兄さんが家を継いで故郷に残り、弟が別の県で暮らしている・・・親子と言うことも考えられるけれど、何となく兄弟のような気がする。
 ある県の会員で同じ姓の方が一度に3人増えたことがあります。
  はじめににその名前の人がいましたので、おそらく家族4人がネットで登録し囲碁を楽しんでいるのだと思う・・・羨ましい限りです。
 ところが今日気がついたのですが更にもう一人増えていたのです・・・家族5人?、いや打つ人だけで5人だから本当はもっと多いかも。
  名前から察すると初めに男の人(たぶん世帯主)が登録し、その母親と孫娘ふたりが入会、更に今回初めの男の人の奥さんが入会した・・・と勝手に想像しています。
 まあ詮索好きと言うか超暇人というか、我ながら呆れますが、名前の感じでそう言う気がします(これは記号の登録ネームでは味わえません)。
  本当は単に同じ市に住む人なのかも知れないし、もしかしたら親戚かも知れないし、家族かもしれない・・・
 まあ想像するだけでも楽しい・・・私が変な性格なのかな。
  5人の棋力は上下3,4段くらいだと思うので、普段はリアルで打っているかもしれないけれど、ネット上では対局しているところは見たことが無い・・・やはり家族かも?。