はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

洋ものが好き?

2013-05-17 22:29:56 | book
 明日の予定がいくつも飛び、金曜の夜をのんびり過ごしております。
 なので、こんな日には本の話をしよう。
 てか、最近読んだ本というよりは、紹介し忘れの何冊か。


 ボートの三人男/ジェローム・K・ジェローム著、丸谷才一訳(中公文庫)

 以前読んだ、犬は勘定に入れません(コニー・ウィリス著)のタイトルのもとになった本です。
 近くの書店を回っても無かったので、Amazonでクリック 
 三人の男と一匹の犬がテムズ川をボートで下る物語です。
 ゆるーっとしててねー
 のーんびりしててねー
 すっごくおもしろいの
 読むのにすごく時間が掛かっちゃったんだけど、物語と同じで、この本はゆっくり読むのが適している、と、あとがきに書かれていました。
 やったー
 というわけで、これはオススメです。
 お取り寄せして読んでください。


 Running Pictures:伊藤計劃映画時評集 1 /伊藤 計劃(ハヤカワ文庫)

 こうして亡くなった人の書いたものが続々世に出てくるのは、なんとも複雑ですが、それを望む人がいるのなら、それも悪くはないのかな というわけで、生前彼がネットで展開していた映画評をまとめたものです(それにはまた別問題があるのだが)。
 なので、彼の作品、ではないんですが、ホントにね、もし彼と友達になれたら、さぞかし気の合う仲間になれたろうに、と思わせてくれた一冊でした。
 紹介されてる作品は、ある意味メジャーなものばかりですが、世間では、どんなに酷評な作品でも、良いところを見つけてほめる、それは、私の映画の見方と同じです。
 たとえば、ワイルド・ワイルド・ウエストの褒めっぷりといったら、ポイントがとにかく一緒。
 あのメカがさっ!
 ま、映画を見ては、つまらない、とけなしてばかりいる人は一度読んだら良いよ。でもやっぱり、つまらないかもね
 私のお友達の皆さんにはオススメです。
 いつの間にか、2が出てるらしいが、まだ会ってません。


 あの夏、エデン・ロードで/グラント・ジャーキンス著、二宮磬訳(新潮文庫)

 表紙がとてもきれいで、二度、三度と呼ばれるんですが、その帯には、最悪の結末に備えよ、とかあって、どう考えたって、スタンド・バイ・ミーぢゃないの?と、思いつつ買っていて、あやうくもう一冊買いそうになって、そんなに呼ばんでください
 案の定、気持ち悪いんですけどねえ、どんどん読んじゃうんですよ。
 ジャンルは、ダーク・ミステリーというのだそうです。
 このミス、ではなく、イヤミス、なんだって。
 ただですね、この作家、私とほぼ同い年です。
 そして物語の主人公もほぼ同い年です。
 だから、とても懐かしい雰囲気があるんですよ。でもそれは年が近いから。
 アメリカ建国200年祭、いつ見ました?


 嵐が丘/エミリー・ブロンテ著、鴻巣友季子訳(新潮文庫)

 ちょっと出し忘れ。
 実はちゃんと読んだこと無かったです。
 昔、ガラスの仮面でマヤが若い頃のキャッシー役をやっていたので、それで
(それで?
 昨年、トワイライト(ステファニー・メイヤー)全巻じっくり一気に読み返してたら、ベラがお気に入りで、背表紙が擦り切れるくらい、何度も読んでたのですよ。
 だから。
 おもしろかったげど、ベラのお気に入りがどこなのか、見つけられません。
 まあ、古い話なので訳が多数存在するようなので、他の本では見つかるのかもね。
コメント
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