というわけで、連休3日目のお話しを。
連休最終日19日の敬老の日は、岩手県盛岡市が出してくれたボランティアバスに乗せていただき、岩泉町へお手伝いに行って来ました。
岩泉町はボランティアセンターのほか、小川と小本にサテライトセンターがあり、バスは小川地区へ入ります。
集合場所は盛岡市役所愛宕分庁舎。
前泊したホテルから徒歩20分くらいなので、てくてく歩きます。

地味ーな場所でしたが、すでに大勢集まっています。
ここで受付をして、マイクロバス4台に分乗して岩泉町を目指します。
朝なんで、いきなり寝てしまいましたが、途中、道の駅に立ち寄ります。

そしたらこんな張り紙が。

貴重な観光資源でもあるわけで、一日も早く営業が再開できるといいのですが。
連休前に通れるようになった道が増えたので、行き来は楽になったはず。
でも途中、こんな感じ。

小川の集落に近付くにつれ、人と車の往来が増え始めました。

そしてこんな感じで、去年、常総で散々見た光景ですね。
町中に泥砂が溢れています。
バスはサテライトには寄らず、ボラセンの人が来てくれた他の場所でマッチングを受けます。
そこで班分けされ、依頼主さんと合流して、バスで運ばれます。
今回私達の班がお手伝いしたお家は、川沿いの古くて大きなお家。
家財道具、畳、建具はすでに外に出され、床板を上げたばかりで、今日から泥出しです。
床下に30cmほど、泥がみっしり。
とても広いお家で、一階だけで11部屋あるそうで、80枚近くの畳を出したとか
先に到着していたボラセン組と合流して10名で立ち向かいます。
そんなわけで、今回、お家の写真は無しです。

目の前の川は、雨のせいで濁っていますが、水位はそんなにありません。
でも、目の前の木は、高いところまで流されて来た物が絡みついていました。

出した泥は土嚢袋に詰めることなく、家の前に山積みです。
いずれ持って行ってもらえるのかと思いますが。
結局9時から15時まで泥出して出して、とりあえず、出せるところは出した、という感じでしょうか。
しかし、まだ奧4部屋くらいと、廊下の下は手付かずです。
いやもう、来られるなら終わるまでお手伝いに来て、寒くなる前になんとかしたいと思いました。
お昼は、バスに戻って、トイレのあるところまで移動しました。

こちらは町のデイサービスセンター。
その向かいの学校。

校庭は一面泥です。
ここはいずれ重機ががさーっと片付けるのだと思いますが、校舎はどうなんだろう。
川は静かですが。

暴れた跡はくっきりですね。
やはり、水の勢いはすごいです。
午後は屋内続き、と、あっちも、こっちも、と徐々に細かい要望も出て来ますのでそちらも対応します。
ボイラーの交換を頼むので、ボイラー周りをきれいにして欲しい、とおっしゃるので、後半はそちらへ回りました。
ボイラー周りの入り組んだ細かい七面倒くさいところはお任せください!
もともと15cmほどかさ上げされているんですが、泥はさらにその上15cmはたまっていました。
いやいや、これはさ、自分ちだったらイヤになりますよ。
人のお家だから一生懸命キレイにできる。不思議なものです。
そんなこんなで、あっという間に15時です。
道具を片付けて、撤収準備。

こちらのお宅では、電気と水道は通じているようでした。
しかし、使った道具は、当たり前のように川で洗います。

結構どろどろですが、長靴は川で洗われいつの間にかきれいに。
ではでは。
作業終了。
お家の方にご挨拶をして戻ります。

ホントにねえ、ちょっと行くと全く被害がないんですよね。
まさに紙一重です。
朝、集合した場所に戻って、班長がボラセンの人に作業報告。

継続、まだしばらくかかります。ね?
はいっ!
出発直前に、ボラセンの方がご挨拶してくださいました。

台風で町は壊れてしまいましたが、壊れたままにはしておけないので、少しづつ前に進んでいきたい、と仰っていました。
お世話になりました。
ありがとうございました。
小川地区をあとにしまして、朝も寄った道の駅で休憩です。
ここで、さっきまで一緒に作業してた人達に偶然再会しまして、つられてアイスなど。
いや、微力ながら、経済支援もね!

そしたら龍泉洞行きのバスが来ました。
盛岡から岩泉町までの重要な足です。
岩泉町の各ボラセンには、このバスで行くことができます。
ボランティアです、というと(長靴見せるのが早いです)、無料だそうです。が、一般の人優先なので注意が必要です。
愛宕分庁舎には、18時頃到着。

皆さん、お疲れ様でした
さ、ここから盛岡駅までは約3km、徒歩30分程です。
でも、普通は歩かないわねえ、と地元の人に言われてしまいました。
まあ、歩いて歩けないこともないし、観光がてらなら、とたまたま一緒になった元盛岡市民の方に案内されつつ、帰りもまたてくてくと。
というわけで、ここから番外編。
川沿いをのんびり。

情緒があります。

お手伝い後のきれいな夕日は、ご褒美です。

鮭がここまで遡上してくる、という話も聞き、いつかその凄い光景を見に来よう、と決意したのでした。
連休最終日19日の敬老の日は、岩手県盛岡市が出してくれたボランティアバスに乗せていただき、岩泉町へお手伝いに行って来ました。
岩泉町はボランティアセンターのほか、小川と小本にサテライトセンターがあり、バスは小川地区へ入ります。
集合場所は盛岡市役所愛宕分庁舎。
前泊したホテルから徒歩20分くらいなので、てくてく歩きます。

地味ーな場所でしたが、すでに大勢集まっています。
ここで受付をして、マイクロバス4台に分乗して岩泉町を目指します。
朝なんで、いきなり寝てしまいましたが、途中、道の駅に立ち寄ります。

そしたらこんな張り紙が。

貴重な観光資源でもあるわけで、一日も早く営業が再開できるといいのですが。
連休前に通れるようになった道が増えたので、行き来は楽になったはず。
でも途中、こんな感じ。

小川の集落に近付くにつれ、人と車の往来が増え始めました。

そしてこんな感じで、去年、常総で散々見た光景ですね。
町中に泥砂が溢れています。
バスはサテライトには寄らず、ボラセンの人が来てくれた他の場所でマッチングを受けます。
そこで班分けされ、依頼主さんと合流して、バスで運ばれます。
今回私達の班がお手伝いしたお家は、川沿いの古くて大きなお家。
家財道具、畳、建具はすでに外に出され、床板を上げたばかりで、今日から泥出しです。
床下に30cmほど、泥がみっしり。
とても広いお家で、一階だけで11部屋あるそうで、80枚近くの畳を出したとか

先に到着していたボラセン組と合流して10名で立ち向かいます。
そんなわけで、今回、お家の写真は無しです。

目の前の川は、雨のせいで濁っていますが、水位はそんなにありません。
でも、目の前の木は、高いところまで流されて来た物が絡みついていました。

出した泥は土嚢袋に詰めることなく、家の前に山積みです。
いずれ持って行ってもらえるのかと思いますが。
結局9時から15時まで泥出して出して、とりあえず、出せるところは出した、という感じでしょうか。
しかし、まだ奧4部屋くらいと、廊下の下は手付かずです。
いやもう、来られるなら終わるまでお手伝いに来て、寒くなる前になんとかしたいと思いました。
お昼は、バスに戻って、トイレのあるところまで移動しました。

こちらは町のデイサービスセンター。
その向かいの学校。

校庭は一面泥です。
ここはいずれ重機ががさーっと片付けるのだと思いますが、校舎はどうなんだろう。
川は静かですが。

暴れた跡はくっきりですね。
やはり、水の勢いはすごいです。
午後は屋内続き、と、あっちも、こっちも、と徐々に細かい要望も出て来ますのでそちらも対応します。
ボイラーの交換を頼むので、ボイラー周りをきれいにして欲しい、とおっしゃるので、後半はそちらへ回りました。
ボイラー周りの入り組んだ細かい七面倒くさいところはお任せください!

もともと15cmほどかさ上げされているんですが、泥はさらにその上15cmはたまっていました。
いやいや、これはさ、自分ちだったらイヤになりますよ。
人のお家だから一生懸命キレイにできる。不思議なものです。
そんなこんなで、あっという間に15時です。
道具を片付けて、撤収準備。

こちらのお宅では、電気と水道は通じているようでした。
しかし、使った道具は、当たり前のように川で洗います。

結構どろどろですが、長靴は川で洗われいつの間にかきれいに。
ではでは。
作業終了。
お家の方にご挨拶をして戻ります。

ホントにねえ、ちょっと行くと全く被害がないんですよね。
まさに紙一重です。
朝、集合した場所に戻って、班長がボラセンの人に作業報告。

継続、まだしばらくかかります。ね?


出発直前に、ボラセンの方がご挨拶してくださいました。

台風で町は壊れてしまいましたが、壊れたままにはしておけないので、少しづつ前に進んでいきたい、と仰っていました。
お世話になりました。
ありがとうございました。
小川地区をあとにしまして、朝も寄った道の駅で休憩です。
ここで、さっきまで一緒に作業してた人達に偶然再会しまして、つられてアイスなど。
いや、微力ながら、経済支援もね!


そしたら龍泉洞行きのバスが来ました。
盛岡から岩泉町までの重要な足です。
岩泉町の各ボラセンには、このバスで行くことができます。
ボランティアです、というと(長靴見せるのが早いです)、無料だそうです。が、一般の人優先なので注意が必要です。
愛宕分庁舎には、18時頃到着。

皆さん、お疲れ様でした

さ、ここから盛岡駅までは約3km、徒歩30分程です。
でも、普通は歩かないわねえ、と地元の人に言われてしまいました。
まあ、歩いて歩けないこともないし、観光がてらなら、とたまたま一緒になった元盛岡市民の方に案内されつつ、帰りもまたてくてくと。
というわけで、ここから番外編。
川沿いをのんびり。

情緒があります。

お手伝い後のきれいな夕日は、ご褒美です。

鮭がここまで遡上してくる、という話も聞き、いつかその凄い光景を見に来よう、と決意したのでした。