富士宮の森

　しわーっす！
　というわけで。
　土曜日は富士宮まで行って来ました。
　今年、何度もお世話になった、きらめ樹の本拠地は富士宮にあるのです。
　
　集合場所は、こちらの池の畔。
　はじめましてー、と、お久しぶりですー、という簡単な挨拶のみで、さっそく森へ移動します。

　その途中。
　
　およそ１万年前の小富士の地層が出てました。
　そんなわけで、森に到着。
　
　まずは、いちご狩りです
　
　この季節のいちごは、フユイチゴ。
　蔦かと思ったら、低木なんだそうです。
　きらめ樹して、森に日が入ってきたら、どんどん実がなりはじめたとのこと。
　そしたら鹿やうさぎなどの森の皆さんに見つかって、今では取り合いだそうです。
　というわけで。
　
　一心不乱にフユイチゴを獲る、きらめ樹の理事。
　
　こちら、ケーキの準備をする副理事。
　
　生クリームを泡立てる理事長。
　森の中でケーキを作るってすごいね。
　摘んだフユイチゴをこれでもかっ！というくらい振り掛けて完成！
　
　きれーっ！
　
　いくら丼？とか言わないの
　
　ケーキ食べて、お昼休憩の後、森の散策です。
　
　ここは何年か前に皮むきされていて、もう切り出して加工できるくらい乾燥しています。
　
　切り株と、出荷待ちの木が混在しています。
　大きく育てる木、皮をむいた木、切る木、残しておく木、それぞれに、ちゃんと理由がありました。
　
　ついでに？チェーンソーの正しい切り方講座も。

　このあとは、またまた移動。
　山梨県は目の前、の辺りまで北上します。
　
　この辺りは、標高８００ｍ位、風が強く、防風林があちこちにあるそうです。
　その防風林を、８年前に皮むきしたそうです。
　こちら、アフター。
　
　明るいですが、いろんな植物が生え放題で、歩きにくいったら。
　かたや、ビフォー。
　すぐ隣に、なにもしていない場所がありました。
　
　下草もなくてきれいで、歩きやすそうやん！
　これはみんなビックリ。
　こっちの方が手入れしたのかと思ったよ。
　でも確かに。こっちは何もないんだよ。ご飯になりそうな物が。
　手入れした方は、日が入る様になり、明るくなって、下草が生えて、低木も生えてきて、保水能力が上がり、川までできたそうです。
　そういうことなんだね。
　こちらは、遠くに見えた山ですが、下の方の緑が濃い所が植林した所。
　
　上の方の茶色っぽい所が本来の山の色。
　切りっぱなし、植えっぱなしでは、動物たちの餌場が荒れ放題なわけです。
　そら餌を求めて人里に出てくるよ。
　手入れしないと

　その後は。
　
　木工場にもお邪魔しました。
　皮むきして、切った木がここで加工されて出荷されていきます。
　細くて建材にむかない木は、塔婆になったり、切り落とされた端っこも壁に利用されたり、最後は薪や燃料として全て利用されます。
　
　間伐材も使い道いろいろ。
　割り箸じゃもったいないよね。

　そして最後は理事長のお宅にお邪魔し、ご飯をいただきながらみんなといろいろお話しして、濃いい一日を過ごさせていただきました。
　ありがとうございました。