きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

定家葛の名前の由来

2015-06-02 10:51:23 | 田舎日記
山で取って帰って来た‘‘定家葛”(テイカカズラ)

Mちゃんに、その名の由来を、花が藤原定家の家紋に似ているからだと教えてもらった。

家に帰り、ネットで調べると、もう一説、興味深い説が紹介されていた。

藤原定家は、後白河天皇の第三皇女、式子内親王皇女に恋をするが、
皇女は、斎宮となり神に仕える身。
二人の恋は叶うことも無く、
皇女は49歳で亡くなった。
その後、定家も亡くなったが、皇女を忘れられない定家の情念が、
ツタ葛となり、墓から伸び地面を這い、皇女の墓に辿り着き、
墓石を抱く様に絡みついたと言う。
そのツタ葛を‘‘定家葛”…と、言われる様になったそうだ。

来ぬ人を まつほの浦の夕凪に 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
(藤原定家)

玉の緒よ 絶えなば耐えねながらえば 忍ぶることの 弱りもぞする
(式子内親王)

なんと、ロマンチックな悲恋なんでしょう。
そして、可憐な白い花には似つかない程の、情熱的な歌でしょう。

少し、ネットで勉強して見ました。




コメント
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