きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

旧恵利家住宅を見学

2015-06-08 10:54:22 | 田舎日記
6月7日
珍しく2日続いて良いて天気になった。

朝から、Mちゃんに香川まで買い物に連れて行ってもらった。
いつも買物の帰りに寄る亀鶴公園の花ショウブは、
先月は、まだ固い蕾だったが、そろそろ見頃になっているだろう…と、
買い物以上に楽しみにしていた。

買物を終え、公園で食べるお弁当も買って、公園に向かった。

公園のそばまで来ると、いつも静かな公園が、随分騒がしいことになっていた。
公園の入り口は、車で渋滞。
駐車場も満車。
公園の周りは、ショウブ祭りと書かれた旗が立ち、
公園内には売店のテントが並んで作られ、
それに群がる様に大勢の人が集まっていた。

今日は、長尾花ショウブ祭りが開催されていたのだ。

何も知らず、静かな景色を見ながらお弁当を食べようと
呑気にやって来た私たちは、
ビックリ!

公園に入るのを断念して、
そこから少し離れた、みろく自然公園に行った。
ここは、静かだ。

ここには、重要文化財 旧恵利家住宅が移築され保存されていた。
庭の掃除をしていたおじさんが、
「案内しましょうか?」と、丁寧に説明してくれた。

旧恵利家住宅は、
香川県最古の農家建築で、300年前(江戸時代と言っていた)に建てられた、
長百姓の藻玉氏の民家で、後に恵利家に譲渡され、平成13年にこの地に移築されたそうだ。

屋根は、茅葺の寄棟造り。

天井は、丸竹を敷き、つづら編みされた大和天井。

当時の床は、丸竹を切って並べたものだった様だが、
移築後は、板張りになっている。


土壁や土間、囲炉裏や、土間の隅の足踏みの米搗き器等、

時代劇でしか見ることの出来ない農家の風景が存在していた。

今の小学生には、珍しいのだろうが、
私の小さい頃、遊びに行った親戚のお爺さんの家は、
こんな感じだったな~と、懐かしく思えた。

家は古くなって、重要文化財!
私は古くなって、骨董品!
骨董品なら、値が付くかもしれないが、
廃品になって、捨てられない様に、頑張ろう……









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする