すんげー久しぶりに二日連続で食べに行きました。ずいぶん前に行ったきりだったんで、「京風ラーメン」ってどんなのだったか忘れてしまっていましたから、確認のために行ったわけですよ。
とにかく、ずいぶん前に行ったきりで、特に印象にも残っていなかったんですけど、こんなシブい店構えだったんですねえ。
和風の建物とメルヘンチックな置物と質素なメニュー表がおそろしくアンバランスwww
中へ入ると、外観からは想像がつかないぐらい広々とした店内。とりわけ厨房の広さは異常!www
キッチンスタジアムか!?
天井が高いってのも広さを感じさせる要素の一つかな。
壁一面にマンガ本が……。ラーメン屋なんて長居するところでもないと思うんですが……。
メニューは以上の通り。
とりあえず、久々に「京風ラーメン」の大盛を注文しました。
「京風ラーメン 大盛(¥630+105)」。
ほお……。「京風」というだけあって見るからにアッサリした感じじゃのう……。
まずはスープを一口……。うん、なかなかアッサリしてウマいんじゃあないかしら。
麺はしゅるっとした細麺。スープとの相性もまあまあ。
ただ、食べ進めていくと何か物足りない。何か飽いてくるというか。ホントに微妙なところなんですが、私にはあともうほんのひと味ほしいところでした。
っていうか、スープの量が多すぎるのかなあ……。
チャーシューは非常に美味しいものでした。あっさりし過ぎのスープに不釣り合いなぐらいウマかったんですよ。
「替玉(¥126)」。
まあ、とか何とか言いながら、替玉しちゃうんですから、美味しいラーメンではあると思いますよ。ただ、もうひと味何かがあったらバカウマ・ヤミツキになる予感がするだけに……。
さて、「京風ラーメン」を食っているとき、隣に掛けていたニーチャンが「とんこつ醤油ラーメン」を注文しました。んで、メニューを見てみると、写真の通り。
「豚背骨、げんこつ、鶏もみじ、淡路産玉葱を長時間じっくり煮込んだスープ」って何かよさそうでしょう?
……ということで翌日再訪!
「豚骨しょうゆラーメン 大盛(¥630+105)」。
変な臭みもなく、なかなかウマそうですよ。
スープをひと口……。
ん???
見た目に反して、メチャメチャ軽い味わいですよ。すんげえアッサリ。何かこう、肩すかしを食らったような気分。
個人的にはもう少しドギツさがあった方がハマると思いました。コッテリ系がダメな人にはいいと思います。
んで、こちらもまたスープが多すぎるような……。よく見ると、ほとんどのお客さんがスープを残していますね。
「替玉(¥126)」。
まあ、もちろん、替玉はしましたよwww
調理の丁寧さのうかがわれるスープなので、もう一ひねりすればすんげえウマいラーメンになりそうなポテンシャルは秘めていそうなんですが。今後に期待、というところでしょうか。
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造船番長!
大分旅行篇も、年末分のうpが終わったので、しばらく西明石周辺で去年の年末に食ったものの紹介を挟みます。時間が大幅に前後するのはご容赦下さいませ。
めちゃくちゃひっさしぶりの「トーマ・トーマ」さん。よく考えたら8箇月ぶりぐらいです。
アリャリャ? コース・メニューが地味なものに改訂されているよ。
前の「バルセロナ・コース」とか、「スペイン・コース」とか言った名前の方がシロートには雰囲気があって良かったのに。あと、全体的にちょっと高くなっているような……? Bコースにデザート・コーヒーセットをつけると二人で¥7,000か。むむむ……。
んでもまあ、初めからコースにする予定だったので、高らかに「Bコース、デザート・コーヒーセットつき」を注文しました。
単品メニューも手書きのものから活字のものに変わっていました。単品はお手ごろ価格のものが並んでいますね。
鉄板焼きのことを「プランチャ」というようです。プロレスの「プランチャ・スイシーダ」と何か関係あるんでしょうか? 鉄板焼きのネタ(魚とか)が鉄板の上に自殺(スイシーダ)のように飛び込んで行く様を表した言葉なのかな???
ふとカウンター上に目をやると、
ゲゲッ、何じゃこらーーー!?
……と思っていたら、奥さんが小さなナイフで腿のあたりをそぎ切りにして……、
こんな風にして出てきました。そう、生ハムだったのです。
やや塩分が強めでしたが、保存食なのでそれは当たり前。否、むしろホンモノの証拠でしょう。歯応えといい、香りといい、そんじょそこらの生ハムとはモノが違う、という感じでした。奥さんが常連とおぼしき他のお客さんと話しているのを聞くと、これがイベリコ豚の生ハムだったら、目ン玉飛び出るほどの値段を取らないと採算がとれないとか。
イベリコ豚に偽装するために爪をマジックで黒く塗ってイベリコ豚と偽装する悪徳店もあるらしい……。おお怖!
ちなみに、後からスペイン事情に詳しい職場の人から聞いたんですが、生ハムは指でつまんで人肌に温めてから食うと、ほどよく脂が溶けて食感が大幅に向上するらしい。
へぇ~~~! 今度やってみよう。
お次は、おなじみタパスの盛り合わせ。
料理の名前は知りませんが、一つ一つが非常にウマい。右手前は豚の舌でしょうか? むっちりした食感で美味しうございましたよ。
アンチョビのマリネも酢の加減がよくて美味しい。
今回はにんにくのピクルスはなしでした。
ここらで一息、のサラダと
スープ。
チャウダースープは見た目以上に具だくさん。
お次は魚料理。
タチウオを揚げたやつに、きのこたっぷりのホワイトソースがかかっています。
香りの良いタチウオの白身に、上品な味のホワイトソースが絶妙に絡みます。
ホワイトソースをパンに塗って食うのもヨロシ!
そしてお次はコレ!
鶏肉のトマトソース煮みたいなやつに、揚げ卵みたいなやつがデデーンと乗っかっております。
「上の卵をつぶして、黄身を絡めて召し上がって下さい」とのこと。
なるほど、黄身は生のままですね。
意外にまろやかなトマトソースに黄身を絡めると、さらにまろやかに。柔らか鶏肉との相性もなかなかのもの。いや、これまた美味しうございました。
アレ……、待てよ……?
メニューには「魚料理 or 肉料理」って書いてあるのに、どちらとも訊かれなかったけど肉も魚も両方出てきたぞ……???
ま、まさか、「 and 」と「 or 」を間違えたのか?
だとしたらすんげー重大なんですけど!
そ、それとも、Aコースと間違えられたんだろうか???
それはそれですんげー重大なんですけど!
……などと思っていると、
無事にパエリヤが出てきました。……っていうか、パエリアは最初に海・山・イカスミのどれにするか訊かれたな。
ってことはやっぱり「 and 」と「 or 」を間違えたのか?
そんなことあり得るのか???
ギョッとするようなヴィジュアルですが、やっぱりイカスミって独特の風味があってウマい!
いろんな具材と一緒に炊きあげられているので、非常に複雑な旨味があって美味しいんです。海も山もウマかったので、これから毎回どれにしようか迷ってしまいそう!
最後のパエリヤまで、かなりのヴォリウムだと思うんですけど、毎度のことながらペロリと平らげてしまいました。
〆のデザート。しっとりしたチョコレート・ケーキでした。
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この blog では、今までNGだと思ったお店は紹介しませんでした。それでも、今回のこのお店だけは「ちょっと許せん!」という気持ちが強かったので、店名を隠してご紹介します。
べっぷ屋台村からホテルへの帰り道、すこし回り道してみました。大分入りして三日目になるのに、だんご汁が食えていないというのが引っかかっていたので、路地裏にだんご汁を食わせてくれる店でもありはせんかなあ、とちょっと思っていたわけです。
そうすると、ホテルのすぐ近くに開いているお店が。
カンバンには「郷土料理 だんご汁 関サバ・関アジ ……」だなんて書いてあります。焼肉なんかもやっているお店のようで、基本ガッツリ飲んで食って……というお店のようでしたが、
「ま、だんご汁だけでもええやろ」
と軽い気持ちでお店に入りました。
店内は雑然とした雰囲気。テーブル席はけっこう埋まっていたし、だんご汁だけ食って帰るつもりだったので、辛うじて二人分空いていたカウンター席につきました。
いや、正直、席についた時点で「しまった……」と軽く後悔していたんですよ。だって、カウンター席は本来もう一人分スペースがあるのに、そこが明らかに店員の私物とおぼしきモノで占拠されていましたからね。
んで、席について厨房の様子をみていると、どうも某国人が経営する店のようなんですよ。いや、別にそれはそれで構わないんですけど、だったら「郷土料理」を提供するってのは明らかにおかしいってもんでしょう?
イヤーな予感がしながらもメニューを見ると、明らかに焼肉屋のメニュー。しかも、このご時世に平気で「ユッケ」とか「生レバー」とか載せてるし……。
さらに、たどたどしい日本語で「突き出しどうぞ~」……。
それが全然ウマそうじゃない……。
「コレ、たぶん有料やで」と私。
「え~、それはないんちゃうん」と嫁さん。
非常にイヤ~な雰囲気……。
嫁さんが気を取り直して、店の主人とおぼしきオッサンに「あの~、表にだんご汁って書いてあったんですけど、できますか?」と尋ねると、オッサン、何か不機嫌そうな顔&口調で「できますよ」と……。
「じゃ、だんご汁2つで……」と嫁さん。
そうして、だいぶ待たされて出てきたのがコレ。
「だんご汁(¥600)」。
まあ、見た目は普通なんですけどね……。
里芋やら、ニンジンを食べてみてビックリ。
水くさい!
ダシの味がせん!
まるで、業務スーパーとかで売っている真空パックの「豚汁の具」を味付けせずに食っているような、そんな感じなんです。
「汁」をすすってみてまたビックリ!
ホンマにダシ取ってんのか!?
ミソ、薄すぎやろ!?
さらにヒドいのが……。
この「だんご」。
箸でつまんだだけで千切れるほどのグニャグニャぶり。しかも、しみこんだ汁に味がないもんだから味もヒドい!
もはや金取って食わせるレヴェルにあらず!
食い物を粗末にするのはイヤなのでガマンしてだいぶ食いましたが、たいていのものは黙って完食するこの私でさえ半分食うのがやっと。嫁さんなんて8割ほど残していたんじゃないかしら。
そしてお勘定。私の危惧したとおり、勘定は(¥600+¥200)×2=¥1,600……orz < プーーー
いっさいハシをつけなかった「突き出し」とやらの分もチャッカリ請求されました。まあ、当たり前なんですが。
まあ、店を出てからもう一度店の構えを確認したら明らかに焼肉屋なんですから、そんなところに「だんご汁」を食いに行った私らがバカなのかも知れませんが、
だったら、もっと「いかにも」な屋号にしろよ!
と思います。
まるで普通の地元民経営の居酒屋みたいな屋号を掲げておいて、
「郷土」が大分どころか日本ですらない
某国人が大分の郷土料理をカンバンに掲げるなんてヒドすぎると思いました。焼肉屋に徹してくれていたら、少なくともこのときは立ち寄ることなどなかったのに……。
※ けっこうひっきりなしに客が来ていたので、焼肉店としては優秀なお店なんだと思います。
ホテルの部屋に帰った後、からあげで口直しができたからよかったようなものの、「もり山からあげ」がなかったら最低な年越しになるところでした。
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年越し蕎麦を食った後、「だんご汁でも食って帰るか!」と、前年同様「豊後茶屋」へ行ったのですが、大晦日だからなのか、21時前だというのに店じまいしている模様……。
「トキハの所で屋台村の準備してたよな? あそこの屋台でだんご汁食えんかな?」ということで、大分が誇るご当地デパート「トキハ」前へ。
※ ちなみに、大分県の女性の「トキハのひまわり柄の紙袋持ってる率」は異常です。ホントにみんな持っています。
……しかし、だんご汁の屋台はなし。よく考えたら地元民向けのイヴェントなんですから、当たり前ですね。
んで、目にとまったのがコチラ。
豊前地方のご当地グルメ・からあげの屋台です。
手ぶらで帰るのもアレなので、1パック購入しました。
さて、この後、素直にホテルに帰っていればよかったのですが、ちょいと回り道をして帰ったがために、エラい目に遭ってしまいました。
旅先で、たいがい無計画にウロチョロする私らですが、ここまでひどい目に遭ったのは初めて。今思い出しても屈辱に震えるほどです。
まあ、そんなことがあって、脱力しながらホテルの部屋へ。
気を取り直して、「からあげ」をつまみます。
「からあげ「¥500)」。
ウホッ! ウマそう!
一つ一つが大ぶりの豪快なからあげ!
しっかり目に下味のつけられたからあげは、冷めてもウマい! 揚げたてだったらさぞかしウマかったろうなあ……。
ひどい目に遭ったあとだけに、なおさら美味しく感じました。「もり山からあげ」さん、ありがとう!
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平成23年も年越し蕎麦はコチラ!
「まるで昭和!」なカンバンがイカす!
なぜか「亀の井ホテル」のカンバンが! タイアップしているのか???
おお! 前年とまるで変わらぬこの店構え!
嫁さんは「親子なんば」、私は「あんかけ」にしました。
すんげえ立派な釜があることに気づきました。さすが老舗。
「親子なんば(¥650)」。
嫁さんは「『親子なんば』って何かしら?」とのんきなことを言っておりましたが、予想通り「親子丼そばヴァージョン」でした。
溶き卵の火の通し方が絶妙。熟練のワザですね。
「あんかけ 大盛(¥500+150)」。
そしてコチラが「あんかけ」。この写真では何のことやらわかりませんな。
かなり強力なトロミ。ゆえにそばを引っ張り出すのも一苦労!(笑)
この写真で、トロミの強力さが分かっていただけましょうや?
通常のかけだしよりもダシの旨味が立っていてメチャウマ! 大盛にしたのでヴォリウムも満点! 満足度の高い一杯でした。
シンプルながら非常に美味しい一杯。よい年越しになりました。
他にも気になる蕎麦屋はあるんですが、どうもココはハズせませんねえ……。さて、どうしたものやら……。
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