水と日本人
米作りも、酒造りも水が命だ。
古来日本人は東大寺のお水取りに見られるように水を大事にしてきた。
わが家に簡易水道が引かれたのは中学生の頃だった。
中総出で人足に出て手作業で敷設した。
それまでは井戸から手押しポンプで汲み上げて使っていた。
今のように水質検査など無かった。
安全かどうかなど気にしたことは無かったが安全だった。
小学校は庭に井戸が有り手押しポンプで汲み上げていた。
水は命だと言うことは誰でも分かっているが、
苦労せず手に入るので水源を大事にする気持ちが薄いように思う。
今は、ゴルフ場の消毒、除草剤の散布、放射能汚染等々危険は身近に迫っている。
最近は隣国が北海道等の水源地の土地を爆買いしているという。
水源の確保と保全は最優先で考えなければならない。
水を究めんとする者、宇宙で水を飲む夢を見る(日経ビジネスオンライン)