厚生労働省解体
裁量労働制とはどういう働き方なんだろう?
それはともかくとして、今回の国会審議はお粗末すぎる。
根拠となるデータがインチキでは話にならない。
それを屁理屈で押し通そうとすれば、法律に対する信頼が失われる。
ひいては法治国家では無くなってしまう。
何でこんな事になったのか。
官僚の傲りか、質の低下か。
根本には肥大化した厚労省にある気がする。
行政改革と称して省庁を合併した事が原因だ。
厚生労働省は厚生省と労働省が合体して出来た。
その時これはダメだなと思った事を覚えている。
所管事項が多岐にわたり多すぎる。
一人の大臣でできる事では無い。
副大臣がいると言っても意識が希薄だ。
厚生省は医療、介護、年金、保育と生まれてから死ぬまでの大事を掌っていた。
労働省はまさしく働き方と雇用、労使関係の問題を掌っていた。
これ程の重大事を一緒にして大丈夫かと思った。
もう一度厚生労働省の所管を見直して小さく分割したほうが良いと思う。
年金の問題、今回の問題と不正が多すぎる。
裁量労働制:厚労省ずさん調査 異常データ新たに117件(毎日新聞)
「最長残業」根拠に首相答弁 残業データ、違う質問比較(朝日新聞デジタル)
厚生省(Wikipedia)
労働省(Wikipedia)