あきまさブログ

日々平安なれ

囲碁王座戦第四局

2013-12-02 | 日記
今日も快晴。
しかし、私の腰は晴々としない。
無理ができない様子がありありとと分かる。
起きるときから、すんなり起きることができないから困る。
仰向けに寝ているところから、グイッと腰のところを曲げて起き上がるのができない。
ということで今日も静養日。

囲碁王座戦を幽玄の間で観戦。
井山さんの長考で遅々として進まない。
序盤から難しい局面に持って行こうとしている。
右下での攻防で終わるんじゃないかと思った。

下辺、普通ならば二間に開くところを三間に開くのには驚いた。
張さんもムカッとして打ち込む。
しかし、他のところに打っている。
次に動いたのは三間の真中に打ち込んだ白がボウシされてコスミ出ていく時。
これは十分にある手で、黒が薄いんじゃないかと思った。
やはり白が大利を得て下辺は儲けた。

ところがだ、黒が隅の白に2線から迫ったら、あれーっ、君はもう死んでいる。
只で取られては白が苦しい。
アヤを求めてコウにした。
白は結局右下を捨てて右上を突き破ることになった。
しかし、右下黒地が大きい。
こんな風になっては井山さんは逃げるだけ。
しかも、強気に応対しているから逃げ切る感じじゃない。
少しずつ盤面が片付いていくが差は縮まらない。
どこで投げるかという様子だった。
井山さん、王座防衛。

こんなに強いと他の人もやりにくいだろう。
私が下手に対して大模様を張ると、下手はちょっと怖くて打ち込めない。
それと同じで、井山さんが隙を見せているようにみせても怖くて隙をつけないんじゃなかろうか。
他の棋戦の挑戦手合いの観戦が待ち望まれる。

高川山の頂上手前からの富士山。