あきまさブログ

日々平安なれ

カッカとしちゃう

2015-01-16 | 日記
今日は晴れ。

棋聖戦を幽玄の間で観たり本を読んだりしていました。
そうそう、先日の囲碁NHK杯の河野・一力戦の録画も観ました。
このときは相変わらず、ふっと眠りに落ちそうなときがありました。

古今亭しん生「しん生芸談」読了。
しん生師匠の語りを起こしたものと対談がまとめられている。
対談は、徳川夢声、大宅壮一、福田蘭童などの方々とのもの。
師匠は1890年神田生まれ、御家人の祖父を持ち父親は警官。
それが14の歳で酒を飲み始めて無茶苦茶をして勘当されて友達のつてで噺家になった。
なるからには名人を目指そうとがんばったらしい。
しかし、飲む買うは止まらなかった。
結婚して1か月半で嫁さんの持ってきた家財道具から着るものは全部叩き売って遊ぶ金になってしまった。
それが紫綬褒章です。
そりゃあ、ネタは500ほどあってさらうこともなかったようですから。
70過ぎても毎日一升酒だったと言いますから何とまあ。
明治は遠くなりにけり、の人だったようだ。

サッカーアジア杯、相変わらぬ決定力のなさに頭に来る。
フリーで絶妙の球をゴール前でもらってヘディングシュートが入らないんだから相変わらずだ。
この人はPKでしか得点できないんだ。
球を回すなと言いたい。
勝ったけれど、あと4点は入っていた。

棋聖戦、昨日は名人戦と書いてしまいました、正しくは棋聖戦。
もう山下さんのものだという勝負をネチネチといじくりまわして投げない。
山下さんも注意して投げやりにならないように打っている。
左辺から上辺に行った黒石がコウ形となった。
しかし、白が仕掛けてコウに負けたら30目を超す損害となる。
だから、それなりのコウ代わりの代償を取れるものを見繕わなきゃならない。
それが実戦では難しかった。
やるぞやるぞと言うばっかり、井山さんに見透かされて手を入れてくれない。
最後までネチネチとやられて山下さん半目負け。
勝てば官軍なのかねえ!
こんなの棋聖とか名人の冠に値しないと思うがどうだろう。
面白くない。
サッカーと殆ど一緒に終わったから、頭に来たの二乗だ。

Tさんの絵です。

「古城紅葉」…彦根城天守を玄宮園から眺めた構図です。堀のまわりの桜はもう葉を落としていましたが、玄宮園の楓は丁度見ごろでした。天守を主役にしようと思ったので、紅葉を少し色を抑えました。


「桜黄葉」…地元の公園の桜です。なぜかこういう構図が好きなのです。でもいざ描いてみると結構難しい。


「参道」…地元の神社へ登る階段です。てすりのギザギザとした形が面白いと思ったのです。黄葉している葉だけに色を着けて、後はモノトーンにしたらどうだろうと実験的に描いてみたのですが…


今回の中で一番好きです。