あきまさブログ

日々平安なれ

おはぐろ

2015-01-19 | 日記
今日は晴れ。

武蔵野図書館に行って来ました。
期限のきたのを返却。
山の月刊誌を読んで春に行けそうなところを物色します。
本は適宜借りてまいりました。

帰宅して昨日の囲碁NHK杯の趙さんと高尾さんの対局を観ました。
趙さんの黒番は悠揚たる打ち振りです。
高尾さんの機敏な打ち回しに焦ることないんですね。
ああいう打ち方で勝っているんだと感心させられます。
Aさんの言われるポカミスですね。
もう終盤になって趙さんは秒読みに追われて、二つの石が分断されているはずの白をみすみす渡った状態にしてしまいました。
まだここでも勝っていたんですね。
最後の最後に高尾さんの狙いにしてやられてしまい、10目ほど儲けられてしまいました。
最後に一目半の差ですから、時間があったら上手く収束できたんではないかと思われます。
昔と変わらぬ打ち方、序盤早々に持ち時間を使い切ってしまう打ち方では今の歳では難しいでしょう。
しかし、趙さんの腕がまだ落ちていないのが確認できてよかった。

鈴木とも子「小心者ちゃん 2」読了。
マンガです。
見たことない人で初めてだから借りてみました。
いやはや面白くなかった。
気の小さい女子の普段のお付き合いなんかが描かれています。
私も小心者だから共感できるかと借りてみたのにとんでもない。
こんな主体性のない、はっきりしない人は好みじゃない。
最後まで目を通したのは貧乏性だから。

安里英晴「わくわく挿絵帖」読了。

この絵は時代小説の挿絵で見られた方がいるのでは?
この表紙の作者のエッセイのようなもの。
時代小説が多いから、映画で時代劇を見ると細かいところが気になるそうです。
そりやあ時代考証がきちんとされているなら職業として参考にするでしょうね。
黒澤明のはしっかりできていたようです。

例えば、小さいころに見た時代劇映画では奥様方は鉄漿(おはぐろ)をしていました。
それがいつ頃からか白い歯が当たり前になりました。
今では知る人の方が少ないんじゃないかと思うほどです。
黒船で来たペリイが気味悪がったそうですから日本だけの習わしのようです。