あきまさブログ

日々平安なれ

井山六冠

2015-11-25 | 日記
今日は曇り時々雨。
寒い日で12月も年末という寒さでした。

天元戦第三局がありました。
井山さん連勝して高尾さん大ピンチ。
しかし、今までの対局を観ていても高尾さんは天元位を守れないだろうと感じます。
だって、井山さんが五番勝負の残り三局を一局も勝てないとはとても考えられませんから。
見どころは、井山さんの無理気味な手を高尾さんはとがめることが出来るか?
高尾さんは井山さんに冷や汗をかかせることが出来るか?

進行は早いです。
井山さんが珍しくテンポよく打っています。
下辺に黒が大きく構えたところに、高尾さんが早速つけていって地模様を減らそうとします。
これは早過ぎやしないか、いくら何でも?
しかし、井山さんは確定地を作るのが上手だから心配になりますよね。

井山さんは隅の白石を封鎖するカタチにする、と活きるために黒石の外勢が強化されてしまう。
ここからは白が薄い手の連発。
行きがかり上、仕方ないだろうけれど白は大丈夫だろうか?
白はバラバラかと思ったらそうでもなくてまずまずの分かれと見えた。
それでは不満と見た白は黒を切断して下辺からひょろひょろと来た黒を攻める。
しかし、一方石に死にはナシだ。
しかも井山さんの石だからねえ。
下辺に白を展開して、力を蓄えてからにすべきじゃなかろうか。
直接法で井山さんをとっちめるなんて無理だと思うね。

上辺を白地にしたのは良いが、Aさんの懸念したように真中の白が攻められる。
高尾さんもわかっているのだろうけれど手が止まらないのだろうなあ。
案の定、白頓死。

これで井山さん六冠、十段位を残すのみ。
羽生さんが七冠奪取のときは二年がかりで、持っていたものは堅持して再度七冠に挑戦したのです。
どんなスケジュールか知りませんが、せっかくだから井山さんに七冠を取ってもらいたいものです。

先週のヘブンリーブルー。
11月なのに咲いているんです。


たくさん。

色違いも。



小紫

2015-11-24 | 日記
今日は曇り。
雨が降りそうで降りませんでした。

横山秀夫「第三の時効」読了。
二回目です。
最初に読んだのはもうずいぶん前のような気がします。
読んでいても途中経過が思い出せないし、もちろん結末も思い出せません。
F県警捜査一課の全三班が取り組む犯罪記録です。
全六編。
前にも書いたと思いますが、横山さんは稀代のストーリーテラー。
夫々のエピソードの筋立てのすばらしさには感嘆します。
最初の作品。
初公判に班長が傍聴に行く。
他の班員が落として自白させた殺人犯の裁判。
ところが公判で弁護士もビックリ、無実だと主張する犯人。
しかもアリバイがあると主張し始める。
どうしてそんなことになったのか?
驚くべき結末。
横山さんの小説は謎解きがあると、なるほどと思うがストーリーを作れと言われても作れる筋じゃないと思わせるところが良いです。
私ごときには思い付かない筋立てです。
とは言いながら読んでいない作品もたくさんあるようですからボチボチ借りてきましょう。

小紫です。

にぎやか。


紅葉

2015-11-23 | 日記
今日は曇りのち雨。
岩手の方で初雪だそうで、これが本州の初雪だということです。
今年も遅ればせながら冬になってきます。

昨夜はATPテニスの決勝戦でした。
私は早朝だから全く見る気がありませんでしたが、Aさんは起きれました。
3時過ぎから4時半過ぎまで要所の実況中継をしてもらっていました。
私は気が付かないで、朝たくさんのメールに気が付きました。
ジョコビッチが勝ったのですね。
4連覇だそうで、トップにいてそれを長いこと維持しているのですね。
確かに他の人より強い。

今日は月曜日ですが、JRAはやっています。
ときどき3連休のときは開催しているんです。
寒くて雨模様だから出掛ける気がしません。
こんなときは止めた方が良いと経験が耳元でささやきますから在宅です。

昨日のNHK杯の対局を録画で見ました。
志田さんと余さん。
余さんは国際棋戦でこの前活躍していたから強そう。
志田さんは棋士にしては姿勢が悪い。
細かい勝負ながら、余さんがヨセ負けしました。

真保裕一「灰色の北壁」読了。
家人が真保さんの本を借りてきたけれど自分の本で手いっぱいで読めない。
しかし、これはどう見ても山の本だから読みました。
全部で3篇の短編集。
表題作は、ヨーロッパの3000mの断崖絶壁に登る登ったお話。
だけれど、先に登った先輩は果たして登頂したのか?
写真はあるが、それが頂上のものなのか?
それと合わせて、先輩の奥さんが自分がヨセミテに住んだところ飛び込んでくる。
面白い話。
と、各所で称賛をうけているが本当にそうなのか?
新田次郎さんの描いている方が迫力があると思うだけど。
まあ、新田次郎賞を差し上げているからそれだけのことはあるんだろうなあ。
それに、私は登攀技術は疎いからねえ。
しかし、半ば近く読むまでかつて読んだ本だと気が付かなかった。
数年以上前だけれど読み飛ばしんだろうなあ。


これは先日の石神井公園。

緑色が赤を引き立てています。

補色同士ですからね。



図書館へ

2015-11-22 | 日記
今日は曇り。
今にも降り出しそうな曇りだけれど夕方になっても降りませんでした。

今日は日本橋図書館から借りている本か返本納期のため行くことにしました。
まあ、ついでだから新橋方面を回ってから行くことにしました。
しかし、最近は昼前では座るところもあまり残っていないのです。
どういうことでしょうか。
私は買ってきたパンやおにぎりを食べてメインレースを買うくらいだからすぐ終わりますが、長居する人は確保しておかないといけないでしょうね。
窓からの景色です。


上の写真でビルの間の真中の工事中のビルです。


次に図書館に行かなくてはいけません。
途中の景色。


こうしてみると、虎ノ門ヒルズが傾いて写っていました。
下手でした。

日本橋図書館に返本してから、一渡り見て回ったら平岩弓枝さんの読んでいない本を見つけて借りました。
平岩さんの『御宿かわせみ』を一時好きになって読んでいました。
最近のは読んでいません。
違うシリーズの本が出ていました。
いや、出たのは三四年前のようですが気が付きませんでした。
二冊借りていくことになりました。
ここも椅子は少なくて困ります。
図書館は意外と椅子が少ないですね。

帰宅して久し振りに男子ゴルフを観ました。
宮里選手が勝ちました。
若いときから逸材と言われてきたけれど勝つのは遅かった。
しかし、今回で三勝目だそうですからよく頑張っていますね。

今日は雨が降りそうでしたから自転車じゃなくて歩いて出かけました。
おかげで一万歩超。
まずまずですね。


三宝寺の菊 Ⅱ

2015-11-21 | 日記
今日は晴れ。
『小春日和』との表現がテレビから二度ほど聞こえてきました。

かにかにさんは井目で先生になかなか勝てないようです。
そこで置き碁の打ち方の要諦のひとつを書きましょう。
私なんか井目とか七つとか置かれたらもう勝てる気がしませんけどね。
それでも置き石をひとつひとつばらしていくと、単独にしていくと勝つことがあるんですね。
そうです、たくさん置かれた石が連携すると上手(うわて)は勝てません。
下手(したて)は置き石が連携するように打てば良いわけです。
下手は打つ石が下に行ってはいけません。
下ではなく上の方に中央の方に打っていってほかの石とつながるようにすると石が強くなるのです。
ピョンピョンと飛んで中央に行くんです。
石が一つではなく二つになると一つより当然強くなります。
下手は活き死にを大概よく知りませんから、二つにして強くしていくのです。
もちろん二つより三つが強いのは当たり前。
それを下手は上に行かないで下(辺の端っこ)で活きようとするのです。
こうして分断されると石が弱くなって死んでしまうことがあるのです。
上手の方が活き死にに詳しいですからね。
もう一つの考え方として、下手は地を作りたいですから下に石が行くことがあります。
碁は地をたくさん取るゲームですからそうしがちです。
置き碁のときは地のことを考えないで石がつながることを考えて打つほうが勝てます。
手厚く打てと言いますが、自分の石が外向きになってつながっているように打つのが手厚い打ち方と言えます。
地は手厚く打っていくと、あとになって地が出来ていくんです。
へたな人が地を作ると進むにつれてどんどん減って行きます。
マイナスの地ですね。
じょうずな人が地を作ると増えていきます。
手厚く打っていると地が出来ていくんですね、こんなところに地が?という感じです。
碁の途中と最後で地が変化しているのが分かりますね。
それがマイナスにされたりプラスにしたりした結果なんです。
難しくないですね。
こういったことを頭に置いて、来週も先生に教えてもらいましょう。

三宝寺本殿の階に置かれた菊です。


もうひとつ。