アークヒルズ散策 9月下旬のある日

赤坂のアークヒルズへ行った。ぶらぶらと散歩した。9月の下旬。アークヒルズは「ヒルズ」の原点だそうだ。
完成が1986年というからバブル前夜か。自分の周りではそんな感覚は全くなかったし、気づきもしなかった。
なにせ、アークヒルズも今回初めてなのだから・・・。晴れて夏が過ぎ秋に入ったころの丁度良い時候だった。



中庭の屋外スペースに屋根が架かっていて、丁度イべントをやっているところだった。
屋根は何か部材が多く見えすぎるように思うけど、軽さは感じられた。今や古いタイプの部材。




この中庭は、外からアプローチすると自然にそこへ引き込まれていく感じで、心地よかった。
そこにある水の流れ・・・




さて、イベントだ。下調べはナシ。見ると手作り品の展示販売をやっていた。
アジア風、民芸風のものなどがあり、落ち着いて見たくもあったが、眠いのか何なのか調子が上がらない。
来た早々、疲れたな、となってしまった。建物全部を見て回るだけでも時間がかかりそうだと思った。



イベント会場は、意外と静か。





すぐに何か喉が渇くな、と思って、ワインだ、となった。
中庭広場の脇のレストランで、早くも一杯。レストランの雰囲気は良かった。
ケーキも頼んだのだが、いつも食べ物を撮ることを忘れる。
たまには自分の食べる物を前もって撮ってもいいはずなのだが、一口食べて気付いて、こんな感じ。


豆の入ったものはないかと訊いたら、ウェイターがそうですね、これなら…と言って勧めてくれた。
胡桃が入っていたように思う。
栄養価充分だ！



低層階には流行りのスポーツジムが入っていた。
超高層の集積群は低層階部分は一般客も入ることができるが、あれだけ大きなボリュームの上層の部分はもうほとんど
一般の来客の人々には開放されていない。無縁といった感じだ。いつもそう思う。
あの上の方のカタマリは自分にとってはただのカタマリだ。


天気が良いからフォトも撮りやすい。











泉ガーデンプレイスとかなんとか看板が出ていた。他の場所と少し趣が違う。建物も軽い感じ。
そこのガーデンの長いエスカレーター。階段で降りた分だけ上る、ということになった。
長すぎて、同じ段のところでじっとしたまま上へと引き上げられていくのは、手持無沙汰なものだ。楽だけど・・・。



人があまりいない。屋外のテーブルとチェアにぽつぽつと人がいる。
こういう光景、都会的と言えば都会的。よく建築のパースなどで描かれていたりする。そのまんま。




ほぼ全部見て回った。この辺りに来るとかなり疲労した。疲れやすいのか・・・。











帰り・・・道すがら。tokyoタワーが突き出たように・・・

バスで渋谷へ出ることにした。揺られながら街を眺めた。その後、渋谷で一杯。