どうも夕陽が沈むのを無意識のうちに息を詰めて見つめていたようだ。沈んだ後、水平線の上に何も無くなった空を見つつ、ほ~と何度も息を吸い込んだ。
砂浜はあたり一帯暮れなずみ、軽い興奮を胸に停めてあった車に乗り込むと、福井中心街への帰路をとった。
お堀端の宿を2連泊で取っていたので、帰る場所が分かっているのは楽だった。暗い夜道は時間的に車の往来が意外と多いのだった。
宿へ帰り、またひと風呂浴び、街へ晩飯に出た。
店の人と旅の話や福井の話などし、コンビニへ寄り、宿に帰ってそれで、これ。
ワンカップ。コンビニはどこも地酒を少し置いていて、買って宿で飲むのが楽しみのひとつ。
街の様子。
駅の近くではあるけれど、夜はあまり店は開いていない。
福井の街は駅周辺は開発で整理されたようだ。観光客相手のインフォメーション、イベント施設、特産土産物店などの入った建物が新しく建っている。食べる所はないのかと言うとそれはあって、駅から少し車で移動するとフランチャイズを中心に沢山良さそうな店がある。車が必須という今の地方都市の典型的な街だった。駅から歩きだけだと少し距離が足りない感じだった。
翌朝、また朝飯をお代わりして食べ、今日は東京へ帰るため宿を出発の予定。
駅前の通り
午前中、少し時間に余裕があったので駅へ行き、市電に乗ってみた。市電の速度だと街を眺めるのにちょうど良いかもしれない。
駅のロータリー周辺。
駅のロータリー周辺。
駅前の通り。
福井駅。