カレンダーにその日のスケジュールを入れている。
ほとんど空白の1週間が続くこともあるし、細々とした雑用が重なって書き込みが多くなることもある。「病院、薬」とか「新宿飲み会、〇〇君」などと、そこらに転がっているマジックインキで書き込んである。
一昨日、その日の欄を見ると自分で書いたのに字がもうぐじゃぐじゃして何を書いたかさっぱり分からない状態だった。何だったかな・・・何か重要な用かもしれない・・・。頭をひねっても何も浮かんでこなかったのだが、しばらくじっと眺めていたら、ふいにその字が読めたのだった。「掃除」
見ない方が良かった。読めない方が良かった。
掃除の道具が運の悪いことに家のクロークに入っている。掃除嫌い。ほんの10分くらい。それも何日も間があく。そのくせ苦手なのにやり始めると凝ってしまって長時間に及ぶこともある。掃除機、箒、使うことのないはたきも入っている。職業柄、掃除機は機構的にダイソンのがいいなどと言っていながら自分の家のは普通のゴーッと音のするヤツだ。
以前、当Blogで湘南あたりの風景のことを書いたとき、「サーフボードに乗った人がモップのようなものを持ち・・・」というような事を書いたことがある。その人はその道具を手に持ち漕いで海の上を優雅に進んでいたのだ。
その名前を思い出せないまま、なんとなく掃除道具のモップを連想してそう書いた。モップも掃除道具の一つだ。
昔、小学校などは木の廊下で、モップで臭気の強いオイルを塗ったものだし、ローカルバスなどの床などもそんな感じだった。塗りたての鼻をつく臭いが苦手だった人もいるだろう。
サーフィンの方はモップではなく、調べたらパドルなどと出ていた。やっぱりな。確かにそれでしっくりする。