今日も昼過ぎに、北京市内からですと1時間半位有する市内北部の
地区に中国の友人を訪ねて行ってきました。地下鉄の終点から更に
バスに乗り継ぎ15分以上。。。
先般も記しましたが、昼間の時間帯でも若者が、ぞろぞろと歩いて
います。夕刻、6時過ぎには、またバスに乗って戻ろうとしました
が、既に周辺は、通りを含めて異様な光景でした。
市内の各会社、工場等からぞくぞくと家路に向かう人達で、まだ、
一部舗装されていない道路は、埃や粉塵が舞い上がっている様子が
わかります。その、道路の両端には多くの屋台が並び、寒くなった
冬空に湯気を立てながら、おでんや餅、串などが並べられ、家路に
急ぐ人たちも足を止めて買い込んでいます。
今、ちょうど、「私たちの未来は;80年代生まれの若者の青春、
定職のない蟻族(の2008-2010)」について書かれたものですが、大
きな社会問題となっています。それだけに、このような書籍も市内
では数多く出回っています。
中でも、最近特に深刻な住に関する問題として、とても現在の月々の
収入では賄え切れない住む場所に関しても、彼等は20人で一部屋を借
り、月5千円位支払っています。来週の15日には市内一斉に暖房が入
る北京ですが、その暖房費用も家賃の半分位を更に支払うことになっ
ていて、アパートのいたるところに予告の張り紙が貼ってあります。
定職を持てない彼等は已む無くこの地に住み始め、きのう、そして、
たった今、地方から出て来てこの場所へ引越しをしている若者もいま
す。彼等は近くの商店で洗面用具を買い込み、新居となる住処へ向か
っています。手には風呂桶。。。1個30円~60円位です。それでも彼等
にとっては大きな出費です。バスの中でもそのような若者の姿をよく
見かけます。
この地は、何度訪れても光景はいつも同じです。
市内ではピカピカの建物と車で溢れる中心街もありますが、この地は全
くの別世界。。多くの企業、会社では、最近急増している富裕層をねら
い多額の販促費用なども払ったり、政府も有人飛行衛星を打ち上げて国
威を誇示する時代となっていますが、片や地方の農民や、今回のような
大卒でも定職のない80年代の若者の実態を、いつどのように解決するの
でしょうか。
市内の多くの企業、会社、そして日本企業も富裕層をターゲットに各種
施策を展開していますが、地下にもぐるような彼等、蟻族にも何らかの
光をあてる方法はないのだろうか。
本の裏面にも記してありました;
「彼等、学卒の蟻族たちには青春はなく、今、最も重要なことは
毎日の生活をどうするか、ただ毎日、同じような道を走り続け
ることが、大切だ」と。。。
しかし、あと何年、いや何十年走れば彼等のゴールが見えてくる
のでしょうか。。。。
(他 ブログ)照片写真関係;http://blog.sina.com.cn/u/2137269945
他 http://blog.goo.ne.jp/akibiz
http://plaza.rakuten.co.jp/akibiz
http://ameblo.jp/abc-kanbunken/
http://blog.sina.com.cn/u/2137269945
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地区に中国の友人を訪ねて行ってきました。地下鉄の終点から更に
バスに乗り継ぎ15分以上。。。
先般も記しましたが、昼間の時間帯でも若者が、ぞろぞろと歩いて
います。夕刻、6時過ぎには、またバスに乗って戻ろうとしました
が、既に周辺は、通りを含めて異様な光景でした。
市内の各会社、工場等からぞくぞくと家路に向かう人達で、まだ、
一部舗装されていない道路は、埃や粉塵が舞い上がっている様子が
わかります。その、道路の両端には多くの屋台が並び、寒くなった
冬空に湯気を立てながら、おでんや餅、串などが並べられ、家路に
急ぐ人たちも足を止めて買い込んでいます。
今、ちょうど、「私たちの未来は;80年代生まれの若者の青春、
定職のない蟻族(の2008-2010)」について書かれたものですが、大
きな社会問題となっています。それだけに、このような書籍も市内
では数多く出回っています。
中でも、最近特に深刻な住に関する問題として、とても現在の月々の
収入では賄え切れない住む場所に関しても、彼等は20人で一部屋を借
り、月5千円位支払っています。来週の15日には市内一斉に暖房が入
る北京ですが、その暖房費用も家賃の半分位を更に支払うことになっ
ていて、アパートのいたるところに予告の張り紙が貼ってあります。
定職を持てない彼等は已む無くこの地に住み始め、きのう、そして、
たった今、地方から出て来てこの場所へ引越しをしている若者もいま
す。彼等は近くの商店で洗面用具を買い込み、新居となる住処へ向か
っています。手には風呂桶。。。1個30円~60円位です。それでも彼等
にとっては大きな出費です。バスの中でもそのような若者の姿をよく
見かけます。
この地は、何度訪れても光景はいつも同じです。
市内ではピカピカの建物と車で溢れる中心街もありますが、この地は全
くの別世界。。多くの企業、会社では、最近急増している富裕層をねら
い多額の販促費用なども払ったり、政府も有人飛行衛星を打ち上げて国
威を誇示する時代となっていますが、片や地方の農民や、今回のような
大卒でも定職のない80年代の若者の実態を、いつどのように解決するの
でしょうか。
市内の多くの企業、会社、そして日本企業も富裕層をターゲットに各種
施策を展開していますが、地下にもぐるような彼等、蟻族にも何らかの
光をあてる方法はないのだろうか。
本の裏面にも記してありました;
「彼等、学卒の蟻族たちには青春はなく、今、最も重要なことは
毎日の生活をどうするか、ただ毎日、同じような道を走り続け
ることが、大切だ」と。。。
しかし、あと何年、いや何十年走れば彼等のゴールが見えてくる
のでしょうか。。。。
(他 ブログ)照片写真関係;http://blog.sina.com.cn/u/2137269945
他 http://blog.goo.ne.jp/akibiz
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