お兄ちゃん日記

2017年9月14日、今日からこのブログでやってみることにします。

少子化の原因と対策の難しさ

2021-10-02 05:42:34 | 日記

少子化の原因と対策の難しさ

 

我が国の少子化問題は将来の日本に、どんな問題が起きるかを考

えると、その対策は急務であると思う。昨年度の出生率は1.34で

5年連続減少で過去最低であった。また人口の推移は、2004年の

12.784万人をピークに昨年度は12.622万人、2050年には9.515万

人、2100年には4.771万人と推定されている。出生率は現行での

推移なので当然に高齢化率は上昇することになる。


ではなぜ少子化がここまで低下したのか、様々な原因が複合的に

繋がっていると思う。

一つ目は「結婚・出産に対する意識の変化」

結婚は人生選択の一つとして捉える方が増加して、また結婚して

も子どもを持たない選択をする方もいる。つまり、個人や夫婦に

とって様々な価値観を持つ時代となった。

二つ目は「経済的な不安」

景気の低迷で多様な働き方により、厳しい経済状況下の若者が多

い現状で、結果的に不安定な経済状況のため「結婚はできない」

と選択する人が増加傾向にある。

三つ目は「子育てに対する不安感」

一般的に、子どもを1人育てるには約2000万円掛かると言われ、

それが大きなネックとなっている。また結婚の高年齢化により、

いろいろ負担が多いという理由で子どもを持たない選択をする。

四つ目は「子育て環境の整備の遅さ」

近年、女性の労働率が上昇してきたが、仕事と子育てを両立で

きる環境が不十分だったため「晩婚化」「晩産化」に影響を与

えている。

まだ、いろいろあると思うが大体この4つに集約されると思っ

ている。

 

政府や自治体も少子化対策に取り組んできているが、成果が顕

著に表れず、その原因を総合的に解決する対策を同時に実施し

なければ、問題の解決には繋がらないように私は思っているが

多様な価値観の時代で難題であることは確かである。


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