世の中に当たり前のことは1つもないことに気づく
この年まで生きてきて、それぞれの世代で私は自身にとって自分
らしく納得のいく生き方をしてきたかと自問しても解らないと答
えるしかできない。なぜなら日常の生活の中で、当たり前のこと
に支えられていることを理解し感謝して生きてきたか疑問だから
である。
今、この年になって思うと普段当り前のことと思っていることは
実は世の中には一つもなく例えば、人間として生きてること、地
球の存在、家があり食べ物がある、など日常の社会の中には溢れ
ている「当り前」と思っていることは、全て勘違いで奇跡や運に
恵まれ、人や社会の助けや支えによって成り立っていると思うよ
うになったからである。
人はそれぞれの環境や立場で毎日を生きているが、それは当り前
のことが土台となってその土台の上に経験や知識を駆使して成長
し、自分らしい生き方を送るよう頑張っている。そのためにも、
当り前の存在に気づき感謝することを忘れず、自分に正直に自信
を持って、今を生きていくことが大切でだと思っている。