たまには非日常的な経験も楽しいもの
昨日は、久しぶりにバスと電車を乗り継いで3ヶ月に一度の眼科
の検診に行ってきた。眼科へは、後遺症の一端で右目の視力が0.7
と低くなり、涙も出にくくなったので角膜に傷が付きやすく乾燥
を防ぐための2~3時間置きに点眼薬を差している。10月も末にな
ると、外の空気も冷たく街行く人々の装いも、すっかり秋冬用に
変わって来たようだ。
昨日は駅のホームへはエスカレーターは使用せず、すべて階段を
利用してきたが、流石に眼科はビルの7階なのでエレベーターに乗
ってしまった。行きの電車に乗り立っていると、目の前に座ってい
た見た目60歳前後のご婦人が立って私に席を譲ってくれた。なんと
なく嬉しさ半分、悲しさ半分の気持ちになった。
はやり、自分はまだ年より若く見えると思っていたが、傍から見ると
年相応かそれ以上に見えるのかもしれない。今度座ってる時に私の前
に同世代と思う方が立っていたら、席を譲ってみようと思う。果たし
て、どんな反応をするのか楽しみである。たまの外出で、ちょっとし
た非日常的な経験をするのも、いろいろ考えられて楽しいものだと
思いながら帰ってきた。