自慢ではないが暑さには本当に弱いが寒さにも弱い。
とにかく手があかぎれになったり、深爪になりかかった部分から切り傷のようにさけてきたりする。
自分は口が小さく唇が厚いのであるが口の端がややさけるし、しかもしたの唇の一部がやはり割けたりはれ上がったりしている。
以前真冬の時期にロンドンに行こうとしていろいろ手はずを整えかけたときに知り合いのイギリス人にものすごく寒いからやめろとしきりに言われた。
なぜ行きたかったというと特に理由はないが、いろいろ行ける状況があったということであるが、変な邪魔の仕方をする人がいて結局行けなかった。
あれから10年ぐらい当たっているのだろうか。
今にして思えばよくそんなことを考えたものだと思う。
いわゆる若気の至りとでもいうやつであろうか。
別にロンドンに冬に行ったからといってそれほどまずいことでもないとは思うが、いずれにしても少なくとも今よりかはバイタリティ(そういえばこの言葉もいつのまにか死語になってしまったような気がする)があったことは確かであろう。
最近は何となく自分の限界が見えてきた感じがする。
以前は虚勢をはってるみたく肉親からも言われて非常に憤慨して今も憤慨したりいろいろな人を恨んではいるけれど、変な言い方だがそれはそれでいいのではないかと割り切れるようになったのかもしれない。
暑いとか寒いとか言うことはたいしたことではないように思われるかもしれないが、たとえば自分が北海道に住めるかというとこれはまず無理であろう。
そういう諦めみたいなものも必要だなと感じる今日この頃でした。