先日来、母親にタリウムという毒を飲ませたた少女のことがテレビでとりあげられるたびに彼女がブログで弱ってゆく母の様子を記録していたことが取り上げられている。
なにもよりによってこんなときだけブログをとリあげる必要もないのに、と思う。
「ブログ」ということもあれば、「インターネット上の日記」ということもある。まるでこの言葉があまり浸透していないみたいだけれど、そろそろブログとだけ言ってもよさそうな気がする。もしかしてブログというのをテレビなどは認めたくないのかもしれない。
たしかに弱ってゆく母親の様子をブログに記録しているというのはいかにも異様ではあるけれど、別にブログというのはそういうこわいブログだけではないだろう。政治や経済に関する専門的なブログもたくさんあるし、犯罪に結びつくようなブログというのはブログのなかのほんの一部でしかないはず。
よく街角などでいろいろな時事ネタなどでインタビューしてる場面がテレビで流れたりするが、ネットの意見などに関してはこれがよほど圧力をともなった動きに連動することでもない限り紹介されることはまれのようだ。
楽天やLivedoorなどはネットとテレビの融合ということをさかんに言ってるのかもしれないが、それがどれほどの実現性があるのかは分からない。
今現実にはテレビなどはネットに対していろいろな意味で警戒感を抱き、ブログをはじめとするネット全体に関して「負のイメージ」を抱かせようとしているのかも知れない。
自分はそれほどネットに詳しくないし、そもそもネットというのは気軽に利用できるところが利点なのでこれを利用してああしたい、こうしたいなどといろいろ利用価値を高めてゆくことにはそれほどこだわっていないつもりだ。
事件の少女は自分のブログを兄に見られたことを気づいて、そのこともブログに書いていたようだ。自分もこのブログについては教えている人もいるけどごくわずかである。
教えたことをほとんど忘れかけてた人も何人かいる。
いずれにせよ、こう見えてもある程度人にみられることを少しは意識しているので、自分の心の奥深くにあることについてはこう見えてもあまり書いてはいない。
といってそれほど複雑な心理の持ち主でもない。ほんの少し屈折してる、以前はやった言葉で言えば「ネクラ」なだけだ。
きっとたいていの人がそうであるように。
画像と内容は直接的な関係はありません
追記:20:14分ごろ。最初アップしたとき、タイトルおよび文中で「毒殺した」などと書いてしまいましたが、幸い命に別状はなかったようです。こちらのニュースです
つつしんでお詫び申し上げます。