Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

息子の発育診断(覚書)

2011-08-22 22:47:15 | 家族
今日はKOGARAH D&Aでのプログレスチェック。
旦那には有給を取ってもらい、Preschoolからはspecial needsの先生に同席してもらい、進学前のIQテストを受けるハズだった。1年振りに会うドクター達(小児科医と心理学者)と少しお話している間、Preschoolの先生と遊んで機嫌良くしていたのだけど、いざテーブルに座ってIQテストらしきもの(クマの絵で体の部位を指差すもの)を始めようとした途端、「NO MORE」と全くやる気ナシ。1年前も”目はどこ?”と聞かれて、やるのを嫌がったのだけど、今回も全く同じ。。。挙句には、先生たちとずっと話していたので、私達にかまって欲しくて癇癪をおこしてしまい、、、ボッロボロ。正直、ここまでひどくゴネルことは滅多にないのに、と言うレベルまで達してしまい、テストどころではなくなってしまった。

その間、オロオロした私達はなだめようとして、一生懸命。
すると、、、それが良くなかった・・・「厳しいことを言いたくありませんが、構い過ぎです。ちゃんとダメ!と言い聞かせた後は、落ち着くまで無視するべきなのに、なだめようと変に構うから、子供はごねたら構ってもらえると知恵をつけてしまう。」と一刀両断!!!「正直、もっと障害を持っている子でも、もっと出来る子だっている。もっと出来る能力を持っているはずなのに、それを使おうとしていない。」と、めちゃめちゃビシーっと怒られました

今までカウンセリングを受けた時に、癇癪に関しての対応、結構上手に対応できていると褒められた事しかなかったので、私はすっかり勘違いしてしまっていた。ベビーの間は確かに気にならなかった事でも、もうベビーではないのだから、娘同様に躾なければいけない、と厳しいお叱りを初めて、気付きました。確かに息子のこと、いつまでもベビーのように猫かわいがりし過ぎたものね。でも、今は落ち込んでるし、これから頑張らなきゃ~~~と頭が痛いけど、少なくとも間違ったままでずっと突き進まなくて、本当に良かった。それに、一番、私達が望んでいたものは手に入れられそうだと思う。

息子は本当は、来年から義務教育が始まるのだけど、何とかExemptionで1年遅れてのスタートが出来そうな感触。今日のアセスメント結果(テストが出来なかった、現状のコメント)がDepartment of Educationに送られ、必要あればPreschoolにチェックに来るらしいのだけど、ドクター達曰く、「Should be no problems」との事だった。Exemptionが断られるのは、通常環境が整っていない場合が多いらしい。息子の通うPreschoolはこのエリアで最も良い学校の一つだし、通常2日とかしか通わせていないところ、我が家は週4日通わせて、プラス1日はセラピーもしている、と環境が整っているので、1年遅らすメリットを認めてもらえるハズ、という見解だった。就学問題に関しては、出来る事はやったし、後は結果を待つのみ。

これからは1年あるという前提で、就学準備を頑張ろう。
息子のBehavior controlは、3日頑張れば出来る!とドクターに言われたので、早速出来る事から手をつけて。今まで、殆ど使っていなかったけど、Visualを使うことにより、もっとコミュニケーションが楽に出来るように、考え直そう。ドクターに「貴方達が外国で全て外国語で話していて全然理解できない時に、Visualがあったらどれだけ理解できるかイメージしたら、Visualを使うことの良さが分かるでしょ。」と言われ、ちょっと目から鱗だった。今まで、言葉で言って理解できているから問題ない、と思っていたのだけど、確かにVisualの力は大きいんだと、やっと認識してきた。今更の遅いスタートになってしまって、、、息子よ、ゴメンね・・・





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