Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

行動制御講座 ~第二回~続編

2011-11-09 21:05:16 | セラピー
「How to give effective commands」(どのように有効的に指示を与えるか)

態度に問題がある子どもの多くと関わっていると、親がただ子どもに対する指示の与え方を買えるだけで、子どもが命令に応じるのに、しばしば目を見張る成果をあげることに気付く。あなたが命令や指示を与えようとする時、必ず下記を守るように。

1)必ず言った事を守る
絶対に完成するまでフォローアップするつもりが無い事を指示しないこと。何か要求した場場合、肯定的であれ、否定的であれ、親が言った事に的確な結果になるようサポートするように。

2)命令を質問やお願いにしない。
命令は簡単に、直接的に、そしてビジネスライクな口調で。

3)一時に多すぎる命令を与えない。
殆どの子どもが一時に1つか2つ指示にしか従えない。今は、一度に一つだけの具体的な指示を出す。もし子どもにさせたい事が複雑な場合、小さいステップに分け、一度に1ステップのみを与える。

4)子どもが親にちゃんと注意を払っている事を確認する。
子どもとちゃんと目を合わせているか確認する。必要あれば、子どもの顔を親の方に優しくむけて、指示を聞いて、見ている事を確かめる。

5)指示を出す前に気が散ることは全てなくす。
非常によくある共通の失敗の一つに、両親はテレビや音楽、ビデオゲームなどがついている時に指示を出そうとする。親は室内で何かもっと楽しい事がある場合、子どもが指示に従うことを期待してはいけない。親が気の散るものを消すか、指示を出す前に、子どもに消すように言う。

6)子どもに指示を繰り返させる。
これは毎回のリクエストに対し必要ではないが、もし子どもが指示を理解しているか、聞こえたか分からない時に有効。また、集中力が短い時間しか継続しない子どもに、指示を繰り返させる事によって、やりとげる可能性が増える傾向にある。

7)仕事のカードを作る。
もし子どもが家出のお手伝いが出来る大きさの場合、それぞれの仕事カードを作ると便利かもしれない。ただ3インチx5インチのカードでよい。そこには、その仕事を確かにするためのステップがリストアップする。そして子どもにその仕事をして欲しいときに、ただ子どもにカードを手渡してそれをやって欲しいと伝えるだけ。勿論、これは読める年齢以上の子どもにのみ有効。これらのカードは子どもが仕事をやったか、正確に言われたことができたか、もめるのを大きく減らしてくれる。カードにどのくらいの時間でその仕事をするべきか書くのも良い。そしてその時間、キッチンタイマーをセットすると、子どもは終了すべき時間が正確にわかる。

もし、これらの7つのステップに従ったら、子どもが貴方のリクエストに従うことに、いくつかの向上点を見出すだろう。これから学ぶ他の方法と一緒に使う事によって、子どもがどのようによく聞いたり、振舞ったりするか、顕著な向上が見られるだろう。
コメント