老人と音楽

やっと、１時間ほどぐっすり昼寝が出来た！相変わらず、外は薄暗く小雨が降っている。湿度が高い。坊主頭を流しで洗ってスッキリ！ついでに、着替える。

おお、時計はもう４時を回ったぞ。今日もおしまいだ。

それにしても、夏はありがたいねえ、Tシャツ１枚にパンツひとつでいいのだから。足元は素足にゴムぞうり。貧乏老人はこれですべてを済ませることが出来る。おほほほ、の世界だ。

ただ、やはり静かな環境（外音はそれぞれうるさいけれど、孤独な老人には静かなのだ。）に、それぞれの心にあった音楽は必要だ。音楽を環境に流しているだけで、体中の細胞がそれぞれ、心地よく活動することが分かる。

フンフン言いながら、キャベツをひと玉、ざく切りにして、軽く塩を振って軽く重石をかけておいたのを、パックに詰める。なぜか、日本酒を少々、酢をたっぷり、そして一味唐辛子を軽く振っておく。大きなパック２つが出来上がり。冷蔵庫に保管。

これは、私のおやつだ。腹が減るとバクバク食べる。口をいっぱいにして、もぐもぐするだけでも、満足。実においしい。

そういえば、私はあまり「氷菓子」を食べないなあ。

味噌の話

糠味噌だって自然発酵して、ナスやキューリを美味しくするが、働かない脳みそを抱えている人を相手にすることほど、疲れることはない。

第一、昼寝の妨害だ。

「どうしたらいいんでしょうね？」「まあ、嘆いてみたらいいんじゃないですか？」
「はあ？（少々耳が遠いようだ）」
「どうしようもありませんわ。」
「５０万円か、１００万円でも売れませんか？」
「さあ、無理でしょうね。」

　というより、そんな離れたところの土地など、不動産屋として、見たくもないし扱いたくもない、というわけだ。

　数年前だったか、オヤジの知人という名古屋の人から電話を受けて、福井の町からずっと人里離れた北潟の、人気（ひとけ）のない田舎の丘陵地帯に何筆か分譲した土地をバブリーな頃に買ってあるので、もう３０年も現地を見ていないが、売って欲しいと言われた。

　その方面の業者に問い合わせて、看板でも上げておいて欲しいと頼んだが、「無理でしょう」と言われてすっかり忘れていた。つまり、情報としても「ゴミ」なのだが、当時は一応手紙で報告しておいた。

　「その後、どうでしょうか？」
などと言われて、焦ったが、脳みその隅に滓のようにわずかにへばりついていた記憶を呼び出すだけでも、一苦労なのに、あれこれと電話相談が長い。

　その３０年、４０年ほども前に現地に行ったら、通りの前にある家の人が、勝手に畑にしていたので苦情を言ったら、畑で使わせて欲しいというので、口約束で、何かあったときは、更地にもどしてや、と応じたという。

それを今になって、息子が心配だから、何か一筆相手の書いたものを貰っておいたほうがいいのではないかと言うので、どうしたらいいか？という相談だ。

高齢化して現地を見ることさえ出来なくなっている所有老人の「心配事」。この世の真理は、心配事を抱えた人間が、自分で行動し、解決すればいいのだ。

「心配ならもらっておいたら？」
答えなど、はじめから判っている。勝手に建物など建てていない限り、土地を奪うことなど出来はしない。それにしても、夜中にそっと誰かが風呂敷包みに包んで奪われたとしても、で、どうするの？

少なくとも、不動産屋の私の出る幕ではないし、土地が盗まれたと警察に被害届を出すしかない。

息子も要らないというし、私も必要のない土地を、「どうしたらいいの？」と言われても、「嘆くより」ほかに、道なし、というわけだ。そうするか、背中に背負って、自分で売り歩くしかない。儲からないことは誰も手を出さないのだから。

そんなもんを、なんで買ったの？　自分の脳みそで考えるしかないよ。

あ、あ　昼寝が出来ませんがな。

舞茸炒め

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今朝などまさに「ザ・梅雨」という雰囲気で、細かな雨が降り続いているし、この2，3日本格的な「梅雨時」だ、などと思っていたら、九州はまたもや大雨注意で、しかも大きな台風まで接近している。天草じゃ全世帯に避難勧告だって？

この台風は対馬海流に沿って日本海に抜けそうな気配だ。厄介なやつだぞ。

昨夜は、さすがに5時間ほどは全く何も知らずにストンと寝てしまった。そして、7時過ぎに事務所に出てきて、空腹だから、舞茸とベーコンのバター炒めを作り、それを食べながら、珈琲にメロンパン。

全くテレビのニュースを見ていないので、ネットニュースをあちこち。

おお、今日は7月7日の「たなばた」かあ。

さあて、休養だ？ほほほ。