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暗い週明け。朝の早くから、昨夜遅くまで集団的自衛権の討論番組を見ていたオヤジが、ワールドカップの決勝戦を見ている。大音量のテレビの音が流れてくるから、私も起きて、ついつい死闘を尽くした延長戦を堪能した。
疲れ切ったドイツとアルゼンチンの選手の、まさに死闘は最後の最後まで決着がつかない。その一瞬の隙にドイツに優勝をもたらした一点を叩き出した小柄な選手のシュートは見事だった。それに較べて、アルゼンチンのメッシ選手は、何度ものチャンスを生かせなかった。
余りに接戦だったから、わずかな点差で登り詰めて来たアルゼンチンが、もしかすると粘り勝ちするのか、と思ったが、最後は得点力のあるドイツの一発に泣く事になった。最後の最後に、泣く事になるアルゼンチンも、なかなかつらいねえ。目の前で、大喜びする相手を呆然と眺めるしかないのだ。つらい役回り。これなら、ぼろ負けして消え去ったブラジルの方が楽か?
まあ、仕方が無い。これも人生。コインの裏表というわけだ。
それにしても、話は変わるけど、海水浴場に来て、酒を飲んでRV車を運転しながら、ケータイを操作していて、若い女性4人をひき殺して逃げ去るという30代の男。車はきっとかなりスピードを出している。最早、同国人とは思えない殺人鬼だ。ひき殺された側のことを考えると、言葉にならない。100%死刑になると思うけど、死刑にしても気が済まない。どうしたらいいのだ? こんな若いボケナスが大勢街中をうろついているような社会は。