東芝の粉飾

セミの声が、シャワーのように頭上から降り注いでます。

暑さが、今日も一日ですぞ～～～っと、叫んでいるようです。

なるべく体冷やして

水分補給して、熱中症対策しないと！ですね。



さて、連日「東芝の粉飾」についてニュースが流れています。

ＴＯＰの「神の声」って

大きな会社ほど、強いのかもしれませんね～。


組織が大きければ大きいほど

その力は巨大化し、現代の織田信長…そのものでしょうか…。


その「一声」の影で

どれ程の社員が「鬱」になったり「退職」に追い込まれたことか…


働いた事がある人なら、全て

そういった状況があり得る事！を

何となく解るんじゃないでしょうか…。


企業の利益、身の保全を図るあまり

「当たり前の事」を見失ってしまう…

「パワハラ」が言われて久しいですが…

まだまだ、何処の企業にも存在する現実。


「鬱」になる人が増えていると言いますが

そんな現状が、会社の中に有るからではないかと思う訳です。


生き残るために、身を粉にして働く

長時間労働や健康を害しかねない付き合い等々…


ア～～、何処まで行ったらこんな「悪のスパイラル」は断ち切れるのでしょうか？？


「モーレツ社員」なんて言葉が有りましたが

「日本人の勤勉さ」が生み出した「弊害」なのかもしれませんね。


男女問わず、仕事に励むあまり

空の青さや、道端の草花の色にも気が付かない…


ゆとりの無い生活が、いつかどこかで破綻をきたすのは解ってるのに…

働き続けなければならないのって…

本当に困った社会です。


女王蜂を守るために一生働き続ける働き蜂に

よく例えられる日本のサラリーマン。


自分も、かつて空の青さや雲の流れさえも

見失っていた時代が有ったからこそ分かる…


その目を覚ました「一言」

会社の中で、自分が居なくなったとしても

会社は何の問題も無く動き続ける…でした。


頑張って働いていると、自分は会社に無くてはならない存在で

自分が居なくなったら会社は困る！と思う心が

がむしゃらに走らせてしまう…


でも、自分が居なくなっても、会社は存在し

誰かが自分の穴を埋めてしまう…


東芝の社長が辞任しても、経営陣総退職しても

会社は存在し続け、

ちょっとの期間は、苦しい時期が有ったとしても

またちゃんと立ち直るのが「会社」


自分が！自分が！と、気負わず

冷静な目で、仕事を続けること…これしかないのでしょね～。


たまには一日さぼって、野山に行って寝転んで

ボーっと過ごすと、

何て自然の中で自分はちっぽけなのか？って気が付くかもしれません。


そう気が付いた瞬間から

憑き物が落ちたように、身軽な自分が見いだせるかもしれませんね。


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