発売された
新風舎文庫大賞
各賞受賞者
5人が描く
” 2人 ” の物語。
そらの大好きな、松村比呂美さんの 『マニキュア』 は
高校時代のクラスメートだった、2人の女性のおはなし。
地味でおとなしい真依子に対し
人目を引く容姿と、積極的な性格から、
クラスメートに、一目置かれていた亜里沙。
高1のとき、担任だった先生の訃報が届き
亜里沙には、ほっとけば?と言われたけれど
お悔やみと、お花代を送った真依子のもとへ
先生のご主人から
桜色のマニキュアが、送られてくるの。
真依子の気分で、のめりこんでいた、そらは
お返しがマニキュアだなんて、その時点から、薄気味悪くて"^_^"
そして、なぜか、お悔やみも送らなかった
亜里沙のもとへも、真紅のマニキュア が届くのよ~!!
うわぁ~っ
これって、どういう意味なのぉ????? (ドキドキ)
この亜里沙が、くせものでねぇ。
お嬢様育ちなんだけど
プライドが高くて、要領も良くて
さんざん、ひどいことをやらかしておきながら、
あっけらかんとしてるのよねぇ~。
その根性、たたきなおしてやりたい!!と
みんなも、憤りを覚えるに違いないわ(笑)
あぁ、それにしても、読み終わったあとの
この、妙に満ち足りた気持ちは、一体、なんなの!?
自分の心の奥底に秘められた、おどろおどろしいものを
のぞきこんでしまったようで、こわい・・・(^_^;)