今年も地区内5箇所プラス公民館前に、伝統の七夕飾りが掛けられました。
綱飾りに花嫁行列に見立てたお人形をぶら下げます。それを道の上に渡します。こういう形の七夕は、昔はあちらこちらであったそうですが、今や江戸時代の文献に残るのみとされていたのが、民俗学者により、この地にまだ現存しているということで、日本の七夕100選にも取り上げられました。
本来は子供の行事であったのですが、過疎による少子化でこの七夕の風習も途絶えていました。
が、地域の高齢者を中心に20年ほどまえより復活しています。
国の文化財としての指定の動きもあり、なんとか存続していかなければと考えています。
8月7日まで、糸魚川市根知地区で見ることができます。
是非、おいでください。