雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

田舎は人の住むとこではない。

2013-07-12 05:32:05 | 日記


ファームの土地は借地です。1反で一年10000円くらいの謝礼払ってます。

田舎暮らしでは、必ず土地を持つべきです。農のある暮らしをする、これが田舎暮らしの一番の魅力です。土と戯れることによって、それまでの経済優先の観念から解放されるでしょう。

田舎は、レジャーを楽しむより、暮らしを楽しむ生き方が出来る所だと思います。

土があれば、種から花や野菜が作れます。毎日、野菜や花の成長を楽しみに畑で過ごす時間も増えます。というか、自分中心の生活からそういった野菜や花が中心の生活になって、朝は5時から夕方は6時まで出られる時間があれば畑で過ごすようになります。

都会では、飼いにくかった動物も飼うことが出来ます。

犬や猫との生活も夢ではありません。

冬は雪国であれば、ウインタースポーツを楽しめますし、夏は朝晩の涼しい風が疲れた体を生き返らせてくれます。

ただ、最近では全ての源である土が汚いものと思われて田舎の若い者でさえ土に触れないといいます。これは、大きな勘違いです。

土を使わない野菜が清潔で無農薬でいいなどと、都会では野菜工場などが出来ていますが田舎にすんでいると都会の人は、まるで宇宙ステーションにでもすんでいるような危うさを感じてしまいます。

田舎には、耕作放棄地がたくさんあるし、山からの湧水や、どこまでも続く青い空の下で鳥のさえずり、カエルの鳴き声、ヒグラシの甲高い声、ムジナとの追いかけっこ、時おりは熊やイノシシとの遭遇や....

もう、地方と都市では感覚が違い過ぎて

都会の人は田舎では、人間らしい暮らしが出来ないと思われているのかもしれませんね。