雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

根知谷の秋は

2013-09-01 20:22:29 | 日記


あいにくの雨の中でしたが、9月1日は糸魚川市根知地区に450年前から伝わる国の重要無形文化財・根知山寺の延年。前日の宵宮は午後8時30分頃より10の舞を奉納します。そして、1日のお午後からは9つの舞。そのうちの1つ、このおててこ舞が今日のメインです。

この雅楽の笛や太鼓の音が谷に響き渡るといよいよ黄金色の田んぼの上を秋の風が吹き抜けていきます。いよいよ根知谷に秋が来たのです。

今年は稲の出来は良さそうです。


内向き志向でいいのか

2013-09-01 07:39:23 | 日記
この地域の話ですが、

地域の子供たちがここが一番好きだという。地元に就職してここに残ってくれるというのです。人口減少に歯止めがかからない地区にとって朗報だというのですが、

私は、それでいいのか、疑問です。

私は、自分の子供たちは、とりあえず東京の大学で勉強させてます。

なぜ、東京かというと、まず、日本の首都を知って欲しいということです。

いろんな人や文化がそこにはあるのです。それを見たり聞いたりいろんな人とのつながりが出来たり、やはりこの田舎の地域には無いいろんなものがそこにはあるのです。

勉強や体験をしてもらいたいのです。

一生この地域にいても、外との繋がりを、持たなければ引きこもりのようなものです。

確かに親も子も近くにいれば安心ですが、私は、もっと地域に貢献できる人間になってもらいたいと2人の子供に期待しているのです。

そうしたら、やはりここに閉じ込めていくわけにはいかないと思うのです。

この内向き傾向は、実は日本全体のことのようです。

かわいい子には旅をさせよ!ですよ。

しっかり外を見てきた人を地域でどう受け入れるか、そこの準備をしっかりしていれぱ若者は必ず帰ってきますよ。

根知山寺の延年

2013-09-01 07:11:53 | 日記
今日は、我が根知地区の秋の大祭です。

このおまつりは、今から450年ほど前にこの地に伝わったと聞いています。中でも、おててこ舞は国の重要無形文化財に指定されていて遠くからも観光客が来ます。
今日は、午後から10の舞か奉納されます。

私のおすすめは、鏡の舞です。まだ5才くらいの小さな稚児2人が鏡を持って舞う姿の可愛らしいこと!一番人気の舞だと思います。

この雅楽の音色が谷に響き渡ると本格的な秋がやってきます。

ちなみに延年とは、長寿のことだとか。舞を奉納して無病息災を祈ったのでしょうね。

雨飾りファームはここ数年稚児行列に使うアスターを奉納させていただいてます。