雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

東京一極集中。

2016-02-03 07:31:23 | 日記
 年の生活環境が悪化している、田舎も人口減で生活水準の維持が難しいという、

 では一体どうすればいいのか。

 馴らせばいいんじゃないのかな~。

 
 そんなことはわかっているけどどうにもならないんだよ、って。


 本当にどうにもならないんでしょうか。

 腰の重い国の出方を待っていても何も始まりません。

 ただ、私たちには選択に自由はあります。一極集中に不安を感じたらガランとした地方に向かえばいいんです。地方は何にもないですが、何にもない分なんでも出来ます。都会とは文化も価値観も違います。公共交通機関の無さに嘆く人もいるでしょうし、医療機関の無さに不安を感じる人もいるでしょう。コンビニやスーパーが無くて不便に感じるでしょう。賃金水準の低さに嘆くこともあるでしょう。

 でも、ここでも皆、普通に生きてます。ここにはここの生き方があります。ここの人だって都会の生活が凄いと思うというよりあんなところでよく生きていけるなという都会人のたくましさに感動するでしょう。

 渋滞も満員電車もありません。人がいない分、逆にご近所との付き合いが濃密になりますがそれも長く住んでいると必要だということがわかります。

 不便と感じるのは都会の暮らしを田舎でしようと思うからで、田舎の私たちだって都会で暮らすとなると便利さと引き換えに諦めなければならないこともあるでしょう。

 都会に一極集中する原因はいろいろあると思います。

 ただ、もうこれ以上の一極集中は日本にとって決していいこととは思えません。とりあえず、休日を田舎でのんびり暮らすところから始めてみてもいいのではないでしょうか。

寒い日が続いています。

2016-02-03 07:06:10 | 日記
 新潟は先月中旬以降、寒い日が続いています。

 ただ、山間地の積雪は少なく、正直スキー場はもっと雪がないと不安です。

 今年は冬型と呼ばれる気圧配置になりにくい状況が続いていて里雪型が多いのだそうです。上空の風が弱いってことかな?山地まで雪雲が来ないんですよね。普通の年は、雪国といえど市街地は全然降らずに山間地だけが降るんです。先週の国道8号線の大渋滞も、市街地に激しい降雪があったことが一番の原因だと思います。中越の山間地は日本でも屈指の豪雪地帯ですから、あの程度の雪であんなことになるということはないと思います。

 同じ、雪国、新潟でも、新潟市を始め、とくに海岸線に近い市街地は積雪が皆無に近いんです。私の住む糸魚川市も、ここから車で10分も市街地へ向かえば屋根雪おろしなど全く必要ないのです。ですから、同じ市内に住んでいても市街地の人たちとは雪に対する認識も、対処も全く違っています。

 東京一極化がさらにすすんでいるといいます。

 自然界では、過密になり過ぎると自然に減るようです。感染症が蔓延したり、自家中毒のようなものを起こす植物や、食物が不足したり、天敵が増加したりで、その密度が保たれていくしくみになっているようです。

 それを目の当たりにしたのが、マイマイガの大発生でした。大発生のあとの大量の卵から孵化したあと、今年は幼虫がウイルスか?バクテリアか?でほぼ全滅したようです。大発生には至りませんでした。自然の力には驚くばかりです。

 そういった自然界の摂理が働くとなると、東京一極集中は非常に危険なことだと言う認識を持った方がいいかもしれませんね。