雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

人生は短い、故に託す。

2016-02-09 07:10:48 | 日記
 よく私は子供達に努力しても夢はかなわないこともあると教えています。でも、夢は夢だと初めからあきらめろということではないということも言ってます。

 2人の子育てで私は自分が叶えられなかった夢を子供達に託していることに気付いていました。私は体育が苦手で、体育という科目が他教科と違うのは出来ないことを隠しようがないことです。跳び箱跳べない、鉄棒出来ない、徒競走が遅い…これらは、自分の負の部分を披露するようなもので、それで出来てしまう自分のどん臭いイメージはどうしても払拭されないのです。

 そういった意味で、自分の子供にはそういうコンプレックスを持って欲しくはなかったし、自分に自信を持って育って欲しかったのです。

 自分よりいい人生を送って欲しいとどんな親でも思うのではではないでしょうか。

 自分の人生も大事です。それは、自分がちゃんと生きることが家族の幸せでもあるからです。命とは、自分だけのものではなく、その周囲のみんなが大切にすることによって次世代に繋げていくものなのです。

 今年は、あんなに通っていたスキー場にもほとんど足を運んでいないのですが、娘ももう大学3年です。来年はついに学生生活も終わります。

 長男はそこそこ、頑張ってきたし、これからもそこそこ頑張ってくれると思います。夢もそこそこ叶えただろうけど、スキーで2回も大けがをしているし、幾度かの悔し涙も流しています。

 そして、娘。これまで何度も苦杯を舐め続けてきたこの娘に、何か1つ、自分の夢を叶えろと叱咤激励するわけですが、

 娘の努力を見てきているだけに何とか夢を叶えて欲しいと思うのです。教員になりたいといって進学したのですから、何としても教員になってもらいたい、それがいまの私の思いです。

 今年も岩岳学生スキー大会の季節になりました。まず、そこで勝つという目標を叶えて次へのステップにして欲しいと思います。

 子供たちは私に関してブーブーいうかもしれませんが、私の青春時代より子供達の方が絶対に輝いていると思います。

 次世代に託す。親は、表舞台から降りる。見守る。